30代、転職回数が多いのは不利にならない!?転職成就までの平均期間を知って対策を しよう!

転職を考えているあなた、転職回数を気にしていませんか?もしかして転職回数が多いかも。次、転職できるかどうか心配。気になるところです。本記事では採用担当者の視点から、転職回数があなたのキャリアに与える影響に迫ります。

また、転職を成し遂げている方は平均どのくらいの期間で成功させているのでしょうか?長引いているな、と感じ始めると気になりますよね。本記事では、平均的とされている転職成就までの期間をみながら、これから転職活動を開始するあなた、また長引いていると感じるあなたへの具体的なアドバイスをお送り致します。

まずはデータを見てみる

こちらは少し古いですが、2007年から2013年にかけてDODAが約65,000名を対象に行った調査の結果です。

DODA転職支援サービスの登録者と、DODA転職支援サービスを利用して転職したビジネスパーソンのデータから、転職は何回までできる?「転職回数」と「転職成功」の関係性を調べました。

転職回数の目安がわかります。例えば、転職の回数別で、転職に成功した人の割合を全年齢別に分けたグラフでは以下のようになっています。

  • 初めての転職(50%~60%の間で推移)
  • 2回目の転職(20~30%の間で推移)
  • 3回目の転職(10~15%の間で推移)
  • 4回目の転職(5~10%の間で推移)

回数が上がるほど、成功率が下がっているかのように見えますが、年代別にみていくと、状況は全く異なるがわかります。

たとえば、20代で転職回数が4回の転職成功確率は0%に近い状況。

しかし、35歳以上で転職回数4回以上の方の成功確率は30%にまで伸びています。(2013年度)

これはキャリアを積んで経験を積んでいることが評価された結果といえるでしょう。どうでしょう。転職回数が4回以上でも転職に成功しているのです。

転職回数は多いと不利なのか?

結論から言うと、有利にはならないが、不利になることがある。ということが有ります。歯切れが悪いですね。企業は転職回数よりも転職理由に一貫性があるかどうかを見ています。担当者としての目線からすると、正直、転職回数は気にはなります。たとえば、20代で3回の転職、30代で既に5回となると、多く感じます。キャリアがぶつ切りになっている印象を持ってしまうのです。

買い手市場の環境下であれば、転職回数が多いとそれだけで、書類NGです。しかし現在は人が足りない時代であり、転職回数が多いだけでNGを出すのは早計です。

たとえば、会社がブラックすぎる、などの理由であれば、転職はもっともである、という印象を持ちますし、会ってみないとわからない、ということはありますので、なるべく会うようにしています。

あなたは転職の理由を説明できますか?

さて、データで見てみると、以外にも30代で、転職回数4回以上の方が転職に成功していることがわかりました。

それぞれの転職理由を明確に説明でき、「ウチでは長く働いてくれるだろう」と思って貰えれば、あなたの転職回数が多くても内定を勝ち取ることはできるでしょう。私は30代で2回転職をしています。参考までに、その理由を以下に書きました。

1社目

  • 異動により、キャリアの軸を形成することができなくなった
  • マネジメント経験が積めないこと
  • 給与に不満があった
    • 休みが少なかった
    • 面白みのない仕事が多かったため、時間を無駄にしている感覚を覚えた

2社目

  • ブラック企業にて、労働環境に不満

1社目では、異動が多く、キャリアを積み上げることが困難である、と考えました。また、仕事がつまらなかった、というのも面接では言わないが、大きな理由の一つです。我慢をしながら働きたくない、というのが正直なところなんですね。

私の場合、仕事がつまらない、というのは退職する理由としては十分です。2社目では自分のやりたいことをできる環境にありましたが、その代わり、ブラック企業であり、パワハラを受けるというおつりがついてきましたので、直ぐに退職致しました。

キャリアを築いていく中で大切にするもの、成し遂げたいものをしっかり説明でき、長く働いてくれるだろう、と企業に思わせることができれば、回数に関係なく、30代でも転職を成し遂げられるでしょう。

さて、私自身のお話を致しましたが、私の会社で採用を行っている時に、回数以下のような方はお見送りするケースがあります。

こんな転職の仕方はNGが出やすい

以下のような印象を持つ方はNGを出すことがあります。たとえば、面接で会ってみて、以下のような印象を残す方がおられます。

  • 転職の理由がいまいちわからない(伝わって来ない)
  • 短絡的な転職を繰り返している
  • 我慢が足りない印象がある
  • 辞めグセがついてしまっているように感じる

こういう印象をもってしまうとNGがでやすいのは事実でしょう。企業側は長く働いてくれる人材を採用したいので、少しでも懸念を抱いたら採用にはなりません。

もう一度結論をいうと、転職回数が多いのは不利になることがあるが、必ずしもそうであるとは限らない。あなたの転職理由次第です。不利にならないこともあり得る。というのが結論です。

転職にかかる期間は平均3ヶ月~半年

ところで、あなたの転職活動はスムーズに進んでいますか?あるいはまだ活動を開始していない場合、転職成就までの平均的な期間をご存知でしょうか。リクナビによると、平均は3~6ヶ月は必要である、との数字が出ています。

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/2022/
この期間は当然、人によって違いますが、リクルートによると以下のように期間の内訳が出ています。

ところで、上記の表では在職期間中から転職活動を開始することを想定しています。こちらの記事でもかきましたが、私は転職活動は退職の半年前から行うくらいの余裕をもってほしいと思います。私の転職活動期間は約3ヶ月でした。ほぼ平均なみですね。

転職活動はある程度期間がかかりますが、あなたが平均以上かかっている場合や、長くかかっているな、と感じるのならば、作戦が必要です。まず、転職活動がどういうものか、ということから知ってください。

転職とは相対評価のレースである

転職活動は相対評価でのレースです。あなた一人だけを見て決める会社はあまりありません。通常は複数の候補者でレースを行い、企業側がよいと思った人物をトーナメント方式で残します。

そのため、あなたにいくら自信があっても内定を勝ち取るまでに失敗はさけて通れません。
この失敗をいかに少なくするか、ということが転職活動での乗り越えるべき課題です。作戦によっては転職活動は長くも短くもなります。作戦は2つあります。

数をあたる作戦

転職サイトやエージェントに登録し、どんどん応募する作戦です。この作戦はレースに参戦することになります。そのため、失敗する確率が上がります。しかし、あなたのキャリアに絶対的な自信があるならば、大手企業や人気企業の内定を勝ち取る可能性も高くなります。

少数案件を狙い撃ちする作戦

コンフィデンシャル案件と呼ばれる、非公開求人を拾う作戦です。企業側が採用にあまり力をかけたくない場合、こういう案件が出てきます。この作戦では案件は少ないものの、競争をなるべく避けることから、場合によっては競合がおらず、面接に進んでいるのが、あなただけ、というケースもあります。この場合、内定が出る確率が格段に上がります。私はこの作戦で内定を2社勝ち取りました。中小企業の募集に多いです。

いかがでしょうか。どちらの作戦がよい、とはいえませんが、どちらの方法もうまく取り入れつつ、複数の人材紹介会社や求人サイトを使うのがベストだと思います。転職は情報戦です。なるべく沢山の情報を収集して乗り切りましょう!

まとめ

  • 30代の転職回数が不利になるかどうかは理由次第である
  • 企業は応募者の転職理由を見ている
  • 転職成就まで平均期間は3ヶ月から半年。作戦を持とう
    • 数をあたる作戦は競争を勝ち抜く必要があるが、よい案件を狙える
    • コンフィデンシャル案件を狙う作戦は、案件が少ないがよい案件にも出会え、競争が少ない可能性がある

あなたの転職回数は何回ですか?もしあなたが転職回数が多い、と感じている場合、あなたのキャリアに一貫性があるかどうか、理由に説明ができるかどうかが転職成功の鍵を握ります。企業はあなたに長く働いてほしい。

そのことを考えると、「また辞めるのではないか」という懸念を抱かせない理由を説明できると30代でも十分に転職は可能です。

また、転職活動期間の目安は平均3ヶ月から半年です。あなたの転職活動が長引いている場合、活動には作戦があることを知って対策を立てましょう。転職は情報戦です。必ず、あなたにピッタリの職場に出会えます。あきらめずに頑張りましょう!

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