ストレス

会社を辞めたい、体調が悪く限界の30代・40代の男も女も知っておくべきこと!

あなたが、仕事が限界で毎日辞めたい、あるいは体調を崩しかけている場合、人生を大きく損をしています。転職を考えるのも手です。

あなたが30代、40代でも男性でも女性でも転職は可能。50代でも可能です。今回の記事では私の転職経験を交えながら解説いたします。

限界まで頑張らないといけない会社は辞めるべき

あなたに転職経験がなければ、あなたの世界は今の会社だけです。きっと以下のように思っていませんか?

「どこの会社に行っても同じ、今の会社でなんとかならなければ、他の会社でも通用せず、つらい思いをするだろう」

これはある意味、正解でもあり、間違っているともいえます。会社によって、仕事の進め方は全く異なります。

転職はリスクも伴う行動であることは確かですので、上記のような考えがあると、一歩踏み出せないのも理解できます。

しかし、精神的な限界を感じていて、辛くて辛くて、夜も眠りづらく、朝もだるい。一日ぼんやりと抑うつ状態で「辞めたい辞めたい」と悶々と過ごすのは人生を損しているといえます。

「限界」と感じるということは、あなたが長い期間辞めたいという気持ちを抑え続けているということです。しかし、会社の中で、そのような環境に絶えることで事態が好転することはあまりなさそうです。私もそうでした。軽い抑うつ状態が10年以上続きました。

もしあなたが限界を感じ、辞めたいのであれば、30代・40代でも転職は可能です。

上司との価値感が異なるとストレスが高い

あなたが限界を感じている理由はなんですか?多くの場合は人間関係ではないでしょうか?多くの場合、価値観の違いから精神的な辛さを感じることになります。

上司がチームに与える影響は大きいです。たとえば、あなたの上司がどのようなリーダーシップスタイルでチームマネジメントにあたるかでメンバーに心理的な影響が決まります。

たとえば、私の前職の上司は以下のような特徴を持った人でした。

  • 目一杯働くのが美徳
  • 残業をすると仕事をしている実感
  • 職場は戦場

もしかしたら、あなた自身もそのような価値観を持っているかもしれません。仕事の価値観は世代、男女により、仕事への価値観は多様です。30代、40代は比較的、上記の様な価値観の中で育ってきた世代である人も多いことでしょう。

私はかつて、転職先の新しい上司(40代後半)に呼び出され、出勤時間について叱責されたことが有ります。転職したばかりで、9時出勤で8時45分ごろ出勤、1週間経過した頃でした。

「お前、戦いの準備はできているの?」

この言葉を翻訳すると、以下のようになります。

「始業が9時なのに、なぜ8時に来て準備をしないのか?」

この例では私と上司の価値観が対立しています。

  • 上司 精神論派 :始業1時間に来て当然
  • 私  合理派  :9時出勤だから、8時45分出勤で何が悪いのか?

この価値観のズレは埋まりづらいです。私の場合は出勤時間がきっかけでしたが、仕事をがむしゃらに頑張ることを求められ、貴方もそれに精一杯応えようとしている環境は赤信号かもしれません。

これは上司の価値観との相違です。会社全体で「早く来て働くことが美徳」や「サービス残業当たり前」的な空気感が漂っている場合は長時間労働を強いられる傾向にありますね。

あなたが限界を感じているのは、上司との価値観の違いが大きいのかもしれません。

このような価値観を持っている上司と働き、限界を感じているのならば、あなたの時間が勿体ないように思います。

チームリーダーと価値観が会わない場合は部下がある程度、合わせて行く必要がありますが、部下であるあなたの特質を活かす発想をもたないリーダーと合わせるのは至難の業でしょう。

ちなみにリーダーシップのスタイルを分類してみましょう。あなたの上司はどのようなリーダーでしょうか。

SL理論(Situational Leadership)

リーダーシップは状況に応じて変化させる必要がある、という理論です。下図を御覧ください。

https://leadershipinsight.jp/explandict/sl%E7%90%86%E8%AB%96%E3%80%80situational-leadership-theory

リーダーシップには4タイプあることが分かります。S1~S4で表現されるこの理論は以下の2軸が要素となっています。

  • 横軸:指示の度合い(仕事の軸)
  • 縦軸:支援の度合い(人間関係軸)

S1:教示的リーダー

部下の熟練度合いが低い場合はこのスタイルが有効。具体的に指示、命令をする。人間関係を多少犠牲にしてもタスク達成を目指すリーダースタイル。

S2:説得的リーダー

部下が熟練度合いが進み、自分で有る程度動けるようなレベルになってきた場合。指示命令もするが、具体的指示が少しづつ減ってきたイメージ。人間関係も大事にしつつ、目標達成度合いも高いリーダースタイル。

S3:参加的リーダー

部下の熟練度合いは高く、人間関係も高い。もはや指示は必要なく、部下の考える方向性とリーダーが考えを合わせ、議論をしながら仕事を進める。

S4:委任的リーダー

部下が完全に自立性を高めている。もはや部下はリーダーと同等のレベル。リーダーは不要な状態。理想状態ですね。

あなたの上司はどのタイプでしたか?このうちのどれにも当てはまらない上司も中にはいます。

例えば、あなたのスキルが未熟な場合、上司はS1のリーダーシップスタイルを取る可能性が高く、指示命令が飛んでくるでしょう。

ここで上司が勘違いしやすいのが、部下のスキルや志向性をよく把握せずに、ストレス地獄に追い込んでしまうこと。

あなたの上司はわからないことを聞いたら答えてくれますか?ここで「自分で考えろ」やあいまいな指示しか出せない上司は指示ができない上司とみなしてOK。

なぜならあなたの状態は正確な指示が必要な状態だから。この状態の部下に正確な指示が出せないと目標達成はできません。結果として上司があなたという部下を使って成果をだす、という目標達成は成し遂げられません。

上司のリーダーシップスタイルを見極め、リーダーと呼べないと判断できたなら、異動や転職も考えてよいかもしれません。時間が勿体無いからです。

自分のキャリアは自分でデザインすることです。上司と戦うことに時間を使うのは無駄です。あなたはその職場で成し遂げたいことを持っていますか?

それがなければあなたのキャリアは迷走中といってよいかもしれません。しかし、これは自分がどのように生きたいかという根源的な問いを自分に投げかけるチャンスでもあります。

私の場合は上記のような「9時出社が定時だが、8時にくるべきだ」上司との出会いが転職を決意するきっかけとなりました。振り返ると、このおかしな上司との出会いは転機をくれました。

キャリアを選び取る、という考えを真剣に考えるきっかけとなったのです。あなたが仕事に限界を感じている場合、冷静になることは困難かもしれませんが、一歩引いてみると上記のような考え方もできるのです。

体調が悪いのはうつ病のサイン

ところで、あなたは以下のような症状はありませんか?

  • 夜眠れない
  • 朝起きられない
  • 頭痛がする
  • 慢性的に疲労感があり、常にだるい
  • 憂鬱である

これらの症状が出て、2週間以上続くと、体調を崩しかけているが、精神力で乗り切っていることと思います。

しかし、これは重大なうつ病のサインです。こころの病といわれているうつ病ですが、実は脳の病気なんです。うつ病の前兆は、上記のような体調の微妙な不調です。

これらの症状が出ており、我慢している時点では精神的には限界だけど、体はまだなんとか悲鳴を上げながらも動き、あなたは頑張りつづけています。しかし、過度なストレスに晒され続けると、脳機能が損傷します。

これがうつ病です。回復には数年単位で時間を要します。こうなってしまっては、仕事も続けることが困難になります。

積極的に休むことも大事、仕事よりも健康が大事であると思います。限界まで我慢し続けると過労死してしまう例もありますから、無理は禁物です。

手遅れになる前に転職

過労死は20代で体力があっても起こり得ることなんですね。仕事はそんな死ととなり合わせで行うことでしょうか?

もし貴方が、そのような状況にあるなら少し危険かも・・

「命をかけて頑張ります」

そんなバカな。仕事は命に替えてまですることではないと思います。

私の話をすると、転職を30代で(しかも後半)2回経験しています。1回目は失敗。2回目で、仕事が劇的に楽しくなりました。

あなたは40代(あるいは30代)、まだまだ転職のチャンスが有ります。そりゃ20代と比べるとシビアなのは確かですが、その分、経験があります。自分のスキルを一度棚卸ししてみるとよいですね。

あなたの売りはポータブルスキル

あなたは40代で、様々な経験を積んでいます。まずは仕事の能力を棚卸ししましょう。あなたが、30代でも同じです。

30代・40代は働き始めて20年近く経っていることから、(30代前半はまだまだ若い部類に入りますが)かなり沢山の経験をしていることでしょう。

自分が売りになるスキルと思っていなくても意外と高く評価されることは有ります。今の企業でしか通用しないことは売りになりにくいですが、ポータブルスキルを積んでいると、転職は容易でしょう。

ポータブルスキルとは持ち運び可能なスキルのこと。

  • 課題解決能力
  • プロジェクトマネジメント能力
  • 経理のスキル
  • 部下育成能力

上に上げたのは一例ですが、これらは職場が変わっても活かすことのできる能力です。30代40代はこれらを棚卸しして洗い出しましょう。これは男性・女性にかかわらず身につけておきたいスキルです。

ポータブルスキルがないなら資格取得も道

あなたに十分なポータブルスキルがあれば、年齢は性別はあまり関係ありません。それ相応の仕事はおのずと見つかるでしょう。

しかし、転職回数が多く、ポータブルスキルが十分熟成されていない、と感じるのならば、資格の取得も道ではあります。

たとえば、女性の仕事として、需要の高い看護師資格などは良いでしょう。私は40代後半で看護師資格を取得して、就職した人を知っています。

70代で看護師を続けている人も知っています。

医療や介護の仕事は需要が有り、一般市場より圧倒的に売りて市場。資格が仕事に直結します。

逆に、メジャーだけど経験がないと全く相手にされないのは簿記など経理系の資格などですね。わざわざ、経験のない30代・40代を採用するにはよほどの理由がないと・・ということです。

需要と供給のバランスが崩れている職種が狙い目ということです。たとえば、上に書いた簿記などは比較的簡単に取得できます。ということは参入障壁が低いということ。誰でもなれる、ということですね。

ここで注意しておきたいのは、資格が仕事に直結することは少ないという現実はあるということ。

もっとも重視されるのは経験と技能です。人事の私がいうのですから間違いありません笑

理由は簡単です。経験と技能はないが、資格だけはある人を雇うのは企業にメリットがないから。若い人を雇って育てたほうが余程よいから。

転職エージェントはあなたの味方

転職エージェントに登録しましょう。それも複数登録します。複数登録すると、転職エージェントごとの性格の違いがわかります。

  • リクルート
  • パーソル
  • JACリクルートメント
  • パソナキャリア

30代・40代が使うならこれらがよいのではないでしょうか?それぞれ特徴があります。というより、JACリクルートメントだけ、他社とスタイルが違います。

リクルート・パーソル・パソナは顧客担当者(求職者の窓口役)と企業担当者(企業とのやりとりを行う役)が異なります。つまり顧客担当は、求職者に案件を紹介するが企業の詳細をよくしらないのです。

はっきり言って情報量は少ないです。その代わりに案件数は多いです。

JACリクルートメントは顧客担当が企業担当でもあります。その為、情報量が圧倒的に多いです。案件数は多くありません。

  • リクルート・パーソル:数をこなしたい
  • JAC         :企業をじっくり見極めたい

これらの紹介会社を複数網羅して、使い分けてみると良いでしょう。

まとめ

会社を辞めたいほど限界を感じているのならば、転職を考えましょう。あなたが30代・40代であれ、ポータブルスキルがあれば、転職は可能です。体調を崩しているサインが出ていたら積極的に休むなどしつつ、活動をしましょう。

男性でも女性でもまだまだチャンスは有ります。頑張りましょう!