
クリスマスを華やかに彩ってくれるクリスマスツリー。実際の生木だと一層いい雰囲気です。でも、クリスマスツリーと言ってもその種類も名前も沢山あることを知っていましたか?
また、庭で植えるときの注意点を解説。これであなたもツリー博士です!
一緒に勉強して行きましょう!
Contents
クリスマスツリーの種類は無数にある
突然ですが、あなたはクリスマス・キャロルの『もみの木』という歌を知っていますか?
私は「おぉモミの木ぃ~おぉモミの木ぃ」と習いましたが、動画では「も~みの木~も~みの木~」となっています。どちらが正式なのかよく分かりませんが、この歌にも歌われているようにクリスマスツリーの代表的な名前は・・・そう、モミの木です。
ちなみにモミはマツ科、モミ属の常緑針葉樹です。実はマツの仲間なんですね。知ってましたか?ではざっと種類をあげてみると・・・驚きです。クリスマスツリーの名前はこんなに沢山ありました。
- ウラジロモミ(モミ属)
- ドイツトウヒ(トウヒ属)
- コロラド・トウヒ(ピセア・プンゲンス)(トウヒ属)
- ヒマラヤスギ(ヒマラヤスギ属)
- トドマツ(モミ属)
- エゾマツ(トウヒ属)
- シラビソ(モミ属)
- ゴールドクレスト(イトスギ属)
- オレゴンモミ(モミ属)
- コーカサスモミ(モミ属)
- ヨーロッパモミ(モミ属)
- コロラドモミ(モミ属)
- スコットランドマツ(マツ属)
- ストーンマツ・イタリアカサマツ(マツ属)
- スイスマツ・ヨーロッパハイマツ(マツ属)
- ジェフリーマツ(マツ属)
- ピニョンマツ(マツ属)
- ノーフォークアイランドマツ(ナンヨウスギ属)
18種類あげてみました。もっとたくさんあるのでしょうけれども、名前に馴染みのないものも多く含まれていますし、種類が多すぎますね^^;しかし上に挙げた18種類の内7種類がモミ属で、いかにクリスマスツリーとして一般的に浸透しているのかがよくわかりますね。調べてみるとモミは40種類もあるそうです。驚きですね。
やはりモミがよく売れている
実際にはどのような名前の木が売れているのか、ヤフーで「クリスマスツリー 木 販売」で調べてみました。やはり圧倒的にモミの木が売れている印象。その他では以下の名前があがりました。
- ドイツトウヒ(トウヒ)
- ピセア・プンゲンス(トウヒ)
- ヒマラヤスギ(ヒマラヤスギ)
やはり日本でもクリスマスツリーといえば、モミの木のようです。素敵なモミの木。やはりクリスマスを彩るなら、フェイクツリーよりも生木を育てたいものです。そこで庭での育て方を紹介いたします。
モミの木を庭で育てる

ではモミの木を庭木として育てるには?を紹介いたします。
植え付け時期はいつごろがいい?
- 3月から4月頃
- 9月から10月頃
地植えと鉢植えはどちらがよい?
モミの木は成長が早く、巨木になります。育てると、長い年月をかけ、20メートルにも30メートルにも成長します。その為、鉢植えがおすすめ。地植えにすると、巨大に育ちぎ、管理が大変。
近所にもお庭でツリーを育てていらっしゃる家庭が2件あります。大きさは2メートルくらいです。おそらくゴールドクレストで、とても立派で素敵ですが、大きくなりすぎて隣家に進出してし待っています。ちょっと心配^^;
我が家の近所はトラブルを起こすような方はおられないので、木が元でトラブルにはなっていませんが、都会の住宅地では地植えは避けたほうが良さそうですね。
ちなみにうちの庭にもゴールドクレストを植えています。
この木は10年以上育てていますが、鉢植えのため、1メートル程度から大きくなりません。
土はどんなものがいいの?
肥沃な土地を好みます。
水はしっかりあげましょう。湿度をキープできる保てる土を好みます。
条件は以下です。
- 排水性がよい
- 蒸れない
- 水保ちがよい
市販の培養土を使うと良いでしょう。
こんなのがよいですね。
水のやり方
昼間などは葉水をすると、暑さで蒸発し、蒸されてしまいます。朝の涼しい時間か夕方にあげましょう。水を絶やさず、乾燥しないようにしてあげることがポイントです。
庭のどんな場所においたらいいの?
モミは日当たりがよい場所を好みますが、直射日光には弱いです。暑さに弱いためです。しかし、うまく日陰などを利用すると、品種によっては東南アジアでも生育可能なので、気候というよりも、日光のあたり具合がポイントですね。
ですので夏場は日陰に移動させてあげるなど、工夫をしましょう。
剪定はどうするの?
基本的にはあまり行わなくてよいです。もみの木は剪定に弱く、蒸れにも弱いため、風通しよくしてあげるために、細い枝、内向きの枝は剪定しても良いです。10月から3月頃の寒い時期がよいでしょう。
あなたもツリーを庭に植えてみませんか
ここではもみの木を庭で育てる方法を紹介いたしましたが、ドイツトウヒやゴールドクレストなども庭にあると、家のシンボルツリーにもなりますし、クリスマスを華やかに彩ってくれます。鉢植えで一本いかがでしょうか。
まとめ
- クリスマスツリーと呼ばれる木は沢山の種類がある
- 代表的なのものはモミの木
- モミを庭で植えるには巨木にならないよう、鉢植えがよい
- 水はけがよい土を選び、直射日光を避ける
クリスマスを華やかに彩ってくれるツリーには沢山の種類や名前が有り、覚えきれませんでしたが、その代表的なものがモミでした。また、庭で育てる場合の育て方、参考になりましたでしょうか。我が家ではゴールドクレストを育てていますが、クリスマスツリーの代表選手、モミやドイツトウヒも難易度的には同程度、あまり難しくありませんよ。
是非お庭でツリーの生育、トライしてみてはいかがでしょう。
関連記事として、クリスマスツリーの超簡単飾り付けのコツと、北欧のおしゃれなミニ木製3選!2017年大阪、ツリー人気スポット3選!も合わせてどうぞ!