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7月23日木曜日
本日は曇りで体がだるいなーと思っていたら豪雨がやってきてえらいこっちゃです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日の BGM はフランスのレベル in Flux REBORNの チャーリーマデア、私がリリースをしているレベルのオーナーでいらっしゃいます。
一曲目はディスコ調のリズムで引っ張るミニマルな曲ソースヴィヴィアンテ。
もうこの短調のループでずっと続いていくんですが、時々入るピョンっていう音がなんとも可愛らしい。曲名はフランス語でちょっと読めません。
チャーリーマデアについて少し紹介。日本ではほとんど知られてないアーティストですが、 フランス人でありながら中国で大成功したアーティスト。
中国の成都という都市でクラブを運営していた時期があり、ホームページを見るともうパンパン状態のクラブで DJ をしている様子とか、 あるいはかなり大きめの屋外フェスでの DJの様子が 掲載されています。
インタビューを受けている動画もあって、 中国ではかなり良い感じで活動されてたい、 昨年の暮れぐらいからフランスに戻って、運よくコロナを免れたことは非常に強運だとしか言いようがないかもしれません。
フランスに戻ってから、国内やアメリカへのDJツアーにいくと、この前会話しました。
ちなみに彼はホラー映画が趣味で、この前 Instagram で日本のホラームービーはすげー、この映画は印象的だ。
と、リアル鬼ごっこの映像送ってこられました。
私は怖い映画は嫌いなので、 Oh my Godと返事をしておきました。
レーベルのミュージックビデオ、アートワークはホラーっぽいカラーというか、黒が多いので、そこはもしかしたらホラーを意識してるのかもしれません。
番組内で使用した 楽曲
Charly Madea
Contents
20年前、コーチングは今よりも広く知られていた
コーチングはいつ頃から日本に導入されたのか。
導入され始めたのが1990年代の終わり頃から2000年代初頭。参考資料としてハローコーチングというポータルサイトを使用させていただきました。
https://coach.co.jp/whatscoaching/history.html
Google の月間検索件数の数字が非常に面白かったのでちょっと紹介したいと思います。
2020年7月現在でコーチングで月間検索件数ってどれぐらいかと言うと、 推定検索件数は
以下。
- Yahoo で24000回
- Google19000回
これはARAMAKIJAKEという検索エンジンでの検索回数がどれくらいあるのか調べる Web サイトで調べてみた数字です。
2000年代初頭から、 だんだん検索件数が上がっていったんだなあという推定をしちゃうんですけど、 これが真逆なんですね。
だんだん上がってきたんじゃなくて徐々に下がってるんですね。2004年からのデータを Google トレンドでとってみたところ、2007年の3月に2020年の現在の検索件数の約2倍ぐらいをピークに右肩下がりでおちてきているトレンドになっています。
もう少し正確に言うと2012年頃から横ばい状態だということです。
これは2000年代初頭には、コーチングは20年経過した現在よりも、ホットキーワードだったということですね。
コーチングとティーチングについて 違いが盛んに宣伝されて、 ティーチングはだめだコーチングが最高なんだという売り込み方が行われていた時代。
2020年の現在で、月5万回程度の 検索回数であり、2000年代初頭はその2倍だったということは月間10万回程度を検索されていたという過程で、さらにそのうちの6割が職業コーチであったり、コーチング習いたい人であったり、すると勝手に仮定をしてみたら、コーチでない人がコーチングを検索している月刊検索件数が4万回程度ということになります。
全く根拠のない計算なので 正しくはないです。正しくはないですが、 一定程度の方がコーチングに興味を示していたということです。
ティーチングは 悪者でコーチングは良いという幻想
コーチングが日本に広まった広まり方としてはまずは一般企業に広がり、そこから病院や施設に広がったという流れだったそうです。
ということは、 月間検索回数4万回の中に、 管理職の方がコーチングに興味を示して調べていたことも考えられるでしょう。
私は上司からコーチング的なアプローチを 受けたことはないですが。
その中で、ティーチングはだめでコーチングがいいんだ ということが盛んに出てきたものだから、教えないスタイルが管理職の良い姿と誤認する方も出てきた。
このティーチングが駄目でコーチングがいいという、伝え方はコーチングのビジネスとして非常にわかりやすくて優れていますよね。
ティーチングは教える
コーチングは気付かせ、引き出す
大きな落とし穴は、全く知識のない人にコーチングは、空回りするだけということですね。職場で新入社員に 君はどうなりたいんだと聞いて答えが返ってくると思います?
9割方、返ってこないと思う。
ティーチングを否定する雰囲気がコーチング逆に働いたかも
シチュエーショナルリーダーシップ理論という理論があります。これはつまり、 部下の状況に応じて、リーダーは接し方を変えるんだという考え方。
一番初めの右も左も分からない新入社員に対してコーチングは不適切。仕事のやり方や知識を教えるティーチングが最も適切。
慣れてきて、だんだんと一人でもこなせるようになってきた。 そうすると新入社員から、
「これどうやるんですかね」という知識を問う質問ではなく
「この仕事って本当に意味あるんすかね」
みたいな質問が出てくることがありますよね。
「そうだよね、君はどう思う」
ここでやっとコーチング的な質問ができるようになってくる、こうなってくるとだんだん自然なコミュニケーションにコーチングの要素を取り入れることが出来るなってくるのではないかと思います。
ティーチングが悪くてコーチングがいいという幻想が、ビジネスとしてのコーチングを逆に追い詰めたのかも分かりません。
実際何かをしようという時に、知識がなければ進まないことがありますよね。
そんな時にコーチングであなたはどうしたいの、という問いかけをしたってよく分からないんだもの、先に進めるには知識が必要だよね。
当たり前の事実だと思います。コーチングだけでは、 先に進むことなんかできない。
コーチはコーチ自身を磨くべきだと思います。だから コーチ自身も、自分に特化した領域を持つことが大事だと思います。
私の場合は、 音楽だったり、Podcast だったり、研修のスキル。これらを磨いていくことで、 必要に応じてティーチングの要素を入れたり。
私はそんな感じで日々自分磨きをしているつもりです。 コーチはコーチ自身が挑戦しており、何かに特化している領域を持つことが大事だと思います。
コーチングとティーチングの違い
つまり、管理職や、子供がいる方はコーチングとティーチングの両方を知っておく必要がある。コーチングはできなくたって、 今までやってこれたんじゃないか。という声が聞こえてきそうです。
やっぱり私はここまでお話をしてみてティーチングだけでも駄目コーチングだけでも駄目だと思っています。
ティーチングだけ→人間関係をおろそかにしてもいいんじゃないか
と言う誤解を生みかねない。
コーチングだけ→相手から自主性が 出てくるのを待つ
これが最上の育成方法だと勘違いしかねない。
両方うまくミックスしながら、 部下や子供の状況を見ながらティーチングとコーチングを組み合わせていくのが最高の育成方法でしょう。
と私が偉そうに演説をするまでもなく、 多くの管理職の方はそれを実践されてるんじゃないですかね。
入って来たばかりの方に、君はどうなりたいなっていう質問をぶつける感触は現実にはいませんよね。
実際は手取り足取り教えてあげるはずです。だんだん成長してくると細かいことを言う必要がなくなりまし、 必要に応じて 口を出す管理スタイルに移行していくのが自然な流れでしょう。つまり多くの方は意識なくそれをやってるということですね。
しかし、 理論を知っておくといいことがあって、 無意識のうちに会っていたことを意識的にやることが、つまりコントロールをできるようになるということだと思います。
ティーチングコーチングそれぞれ特徴がありますよね。 ティーチングは教えるコーチングは引き出す。
部下の状況に応じて使い分けるんだということをしておけば、部下や子供との関わり方の中
言葉のかけ方を変えることができるでしょう。
コーチングは、ティーチングの陰に隠れて、 地味な印象を持つと思うんですよね。あったらいいだろうぐらいのもの、のように思ってる方もおられると思います。
しかし全然ちがう。コーチングを例えるとするとどんな例がいいのかなといつも迷うのですが。
私の住んでいる大阪の守口市というところから、嵐山(約50Km)まで自転車で行く。
今朝の9時で今日の17時までに嵐山に自転車で行くんだというのを目標だとする。
ママチャリで行くのがコーチなし
ロードバイクで行くのコーチありのイメージ
ですかね。 結構なスピードの差があると思いませんか。
本書きたいなー、と思って コーチにお願いして実際に本を出版することができたり、ビジネスを拡大させたいなーと思って、コーチをつけると、 実際にアイデアが出てきて、行動が加速したり。
ちなみに後者は私の実例です。コーチは、 クライアントがなりたい姿を実現することができるんです。
だからコーチ自身もコーチをつけて、 なりたい姿を実現していることがめちゃくちゃ大事なんですね。
ここにコーチングのビジネスの難しさがあると思います。結果を出さないコーチは選ばれない。コーチはコーチ自身の挑戦を形にすることで、信頼される。
ただ単に相談相手になるのであれば、コーチに高いお金を払ったりはしないわけですね。 それだったら、ちょっと聞き上手な仲良しとおしゃべりしてるほうが楽しい。わざわざ話を聞いてもらうために1万円も2万円も払ったりしない。
さて私の挑戦は、海外DJツアーに行くこと。それからコーチとしてのビジネスをスケールアップすること。
さあ、難しいですよねなかなか。私自身もコーチをつけて行っています。コーチをつけることでスピード感めちゃくちゃ出ます。期待もしてなかったようなスピードが出ます。
どうやって選んだか。自分がこんなコーチになりたいなという視点が大事ですね。私の場合は自分がこんなコーチになりたいなっていうモデルを作ったということです。モデルをトレースし、パクってオリジナルにするということです。引き続き私の挑戦は続いていくということです。
さて話が脱線してきましたが、ティーチングとコーチングの違いについて今日はお話をしてきました。この辺でまとめますと、ティーチングは教える。 コーチングが引き出す。
経営者管理職をや先輩、人を動かす立場にある人はティーチングとコーチングの違いを知っておくと、接し方をコントロールすることができるようになりますね。
さてこの番組ではゲスト出演をしてみたい方を募集しております。何かにチャレンジをしている人そのチャレンジの話を聞いてみたい。ぜひお気軽にご応募してみませんか?
応募方法は Twitter で私の固定ツイートに募集の要項を掲載しておりますので是非ご覧ください。
Twitter 名はtakama@プロコーチです
https://twitter.com/kirrinwork1
本日は以上です。ではまた。