私は研修で新入社員に人生のWHYを考えよう!なんて偉そうに言っています。やってみると簡単じゃないですね。WYHとは人生の目的。 この目的のためにゴールがあり、このゴールを達成するために目標がある。WHYがあってHOWがあってWHATがある。
WHYとHOWは比較的簡単に出てくるが、WHATの部分は数字を入れたり、期日を入れたりするとどんどん難しくなります。
ちなみに上記の理論はゴールデンサークル理論と言います。 TED 史上最もダウンロードされたスピーチとして有名。サイモン・シネック氏という方が提唱しました。
サイモン・シネック(Simon O. Sinek/1973年10月9日-/男性)は、イングランド・ウィンブルドン出身のモチベーションコーチ、コンサルタント、著述家、講演家。
以前このブログでも紹介をいたしました。 https://kirrin.work/i-tried-to-incorporate-coaching-into-the-training/キャリアを考える研修のスライドを抜粋してきました。
さて、先週と今週のコーチングレッスンでは ドリームツリーという夢を実現するための ツールを学びました。そのために以下の項目を明らかにしていきます。
- 目的
- 夢
- ビジョン
- 恩恵
- ゴール
- 目標
夢を実現するためのフレームワークです。サイモンシネック氏のゴールデンサークル理論と同じです。目的(WHY)夢・ビジョン(HOW)、ゴール・目標(WHAT)。 大事なのはこれらがすべて整合性がとれていること。
ゴールや目標がむつかしい。私はここに数字や期日を入れ、具体化していかなければ意味がないと思っており、年収はいくら稼ぎたいという数字を入れておりました。
しかし書いていて気づきました。 年収はいくら稼ぎたいという数字ををゴールにしてしまうと全然楽しくない。何か途方もない義務のようなものを背負ってるような感覚です。
今日のレッスンでは、ドリームツリーを全員でシェアし、お互いに付き合うということをしました。
その中で稼ぎたい数字について、疑問に思ってることを聞くと、目的やビジョンのところとずれてこなければ良いが、 年収や稼ぎたい数字が先行してしまってくれるのならば逆効果である。ということを教えていただきました。その通りだと思いました。
私のWHYを紹介
ちなみに私の目的の部分には(WHY)にはこう書いています。
自分の音楽でオーディエンスを魅了し、感動させ、躍らせる
私と家族が幸せであり続ける(幸せとは、家族が健康である、お互いを認めている、一緒にいたいと思っている、自己実現欲求を追いかけている)
クライアントを勇気づけ、自由に生きるサポートする。その傍らで強力にサポートすることで、クライアントは行動量が増え、人生が豊かになる。
そしてそれらを達成するためにゴールがある。ゴールの部分に年収や稼ぎたい金額を書いてしまうと、 確かにぶれる。
- プロコーチで年収1000万円稼ぐ
- DJで年収3000万円稼ぐ
合計4000万円稼ぐということです。ということは、このゴールを達成するための目標も、 このお金を稼ぐためのものになる。目標を立てるということはそういうことですよね。しかし書いていて全然楽しくなかった。
◯億円稼ぐセレブ DJ は 軒並み EDMです。あまりよくわからない分野です。自分が魅了されてないのに人を魅了されるものでしょうか。目的の部分にこう書いています。
「自分の音楽でオーディエンスを魅了する」
ここと一致しない。イコール幸せではないということになります。
まとめ
この記事のタイトルは以下です。
目標の立て方、◯◯をゴールにするのは間違い!?
◯◯とは「数字」です。誤解のないように言えば、数字が入ってもいいんですが、目的やビジョンと整合していることが大事。目標立てるのは以外と難しいですね。ではまた。