労務関連

時間かかるハローワークの紹介状を素早く出してもらうには?失業保険の認定日に行けないとどうなる?

ハローワークの求人検索。検索機でよい求人を見つけた後は紹介状を発行してもらいますよね。これ、時間かかるんですよね。ひどい時は1時間まち、なんて時もありますよね。イライラしますし、そもそもなぜ紹介状なんているの!?もっと早くできないの?

またハローワークでは失業保険の受給手続きをしますね。この失業保険、認定日に行けない!どうなるの!?さまざまな疑問がありますね。本記事ではこれらの疑問にお応え致します。

ハローワークの紹介状とは

あなたが就職活動をしている中でハローワークに出ている求人に応募する場合、ハローワークから発行される書類です。

  • 応募者の氏名
  • 面接予定日
  • 求人番号
  • 求職番号
  • 企業の所在地

上記のような情報が記載されています。では、紹介状はなんの為にあるのか?それは二通りの意味があるのです。

ハローワークにとっては求人管理の為

担当者がどの求人に誰を紹介したか、その結果どうなったか、という情報を管理するためです。

企業にとっては助成金を貰う為

ハローワークからの紹介状は企業から見ると以外に大事なんですね。助成金を受ける為に、紹介状は必要なのです。紹介状がある+採用した者という実績が必要なんですね。助成金には以下のものが有ります。

  • 若年者等正規雇用化特別奨励金
  • 試行雇用奨励金(トライアル雇用奨励金)

若年者等正規雇用化特別奨励金は一人あたり25万円~50万円、試行雇用奨励金は1人あたり4万円(月額、最大3ヶ月支給)という額です。小さくないので、ハローワークを介して雇用する場合、企業は必ず紹介状を必要とするわけです。

私も採用を行っていますので、この紹介状は保管しています。

紹介状を発行してもらうには

紹介状はハローワークの求人検索端末で応募する企業を印刷し、窓口の方に持っていきます。順番まちですので、自分の順番がくるまで待ちましょう。紹介状発行は時間かかるんです!

紹介状の発行に時間がかかるのは職員との対面相談があるからです。混雑時間帯ですと、検索機から印刷し、紹介状発行してもらうまでに、1時間程度は時間かかることもあります。

これはある程度仕方がないのであきらめましょう笑。といってしまえば元も子もありませんね。

スピード紹介コーナーを利用しよう

急いでいる時に、発行して貰いたいとき、ありますよね。待ち時間なしで発行してくれる「スピード紹介」というコーナーを儲けているところが有ります。コーナーがなければ駄目ですが、このコーナーがあれば、利用しない手はないでしょう。

ちなみに、最寄りのハローワーク以外でも発行はできます。最寄りのハローワークにコーナーの設置がない場合、他のハローワークを見てみるのもよいと思います。

うまく自宅からアクセスしやすいハローワークをさがせた場合、時間かかる紹介状発行をスピーディにすませることができるかもしれません。

認定日にハローワークに行けないとき、どうなるの?

結論から言うと、認定日にハローワークに行けないと、失業保険を受けられません。と言っても、先延ばしになるのであって、行けないからといって、本当にもらえなくなるわけではありません。しかし、受給可能期間は基本的には離職の翌日から1年間。この期間内に受給しなければ受給する権利が消滅してしまいます。確実に受給しましょう。

理由があれば認定日をずらすことを認めてもらえる

やむを得ない理由があれば、ハローワークの認定日に行けない!という状況でも認めてもらうことができます。これらは法律の条文に明記されています。(雇用保険法や雇用保険法施行規則)

雇用保険法第十五条

(1)疾病又は負傷のために公共職業安定所に行くことができなかった場合において、その期間が継続して15日未満であるとき

この場合は、疾病又は負傷が治った後の最初の失業の認定日に受給資格者が公共職業安定所に行き、医師その他診療を担当した者の証明書と受給資格者証を提出したときは、疾病等のために公共職業安定所に行けなかった認定日の認定対象期間も含めて失業の認定を受けることができます。

なお、疾病等の期間が15日以上にわたって就労不能な状態が続くときは失業と認められず、雇用保険の基本手当に代えて同額の傷病手当が支給されます。

また、傷病手当の支給日数は、基本手当の所定給付日数からすでに支給された基本手当の日数を差し引いた残りの日数となります。

さらに、傷病手当を受けられる方が同一の事由により、(1)健康保険の傷病手当金、(2)労災保険の休業補償給付(業務災害)、(3)労災保険の休業給付(通勤災害)を受けられるときには、傷病手当は支給されません。

(2)公共職業安定所の紹介に応じて求人企業に面接するために公共職業安定所に行けなかったとき

この場合は、求人企業に面接した後における最初の認定日に公共職業安定所に行き、求人企業の面接証明書と受給資格者証を提出することによって失業の認定を受けることができます。

なお、求人企業の行う採用試験を受験する場合においても、これと同様の取扱いにより失業の認定を受けることができます。

(3)公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受講するために公共職業安定所に行けなかったとき

この場合は、所定の失業の認定日に、代理人(通常は公共職業訓練施設等の職員)から

(1)公共職業訓練等を行う施設の長の公共職業訓練等受講証明書、(2)受給資格者証、

(3)失業認定申告書及び

(4)委任状を提出することにより失業の認定を受けることができます。

(4)天災その他やむを得ない理由のために公共職業安定所に行けなかったとき

天災その他避けることができない事故(水害、火災、地震、暴風雨雪、暴動、交通事故など)のため公共職業安定所に行けない場合には、事故がやんだ後における最初の失業の認定日に公共職業安定所に行き、受給資格者証とともに市町村長、駅長等の証明書などを提出すれば、証明書に記載された期間内の認定日において認定すべき期間も含めて失業の認定を受けることができます。

引用:https://www.hellowork.go.jp/member/unemp_question02.html

上記の四「その他やむを得ない理由」には以下のようなものがふくまれます。

  • 就職
  • 面接や試験、説明会への参加
  • 国家試験や検定等の試験を受検する場合
  • ハローワークの指示により、講習会を受講する場合
  • 本人の婚姻
  • 親族の看病・死亡・婚姻
  • 中学生以下の入学式または卒業式

これ以外でもやむをえないと認められるケースもありますので、「こんなケースはどうだろう」という場合があれば、ハローワークへ問い合わせをしてみてください。

ただし、上記のケースで行けないときは事前に連絡をすることと、上記の理由を証明することができる書類が必要ななります。

指定の時間に遅れる、または、早く行くことは可能か?

可能です。ハローワークは沢山の求職者で混雑することを見越して、認定日の時間を決めています。ですので、決められた時間以外に行くことは可能です。あらかじめ、電話で混雑時間や状況を聞き取っておけば待ち時間なく、スムーズに手続きを済ませることができます。時間かかることが予想されるならば、早朝の時間帯などを狙うのも良いでしょう。

私も失業中、認定日の指定時間どおりに行ったことは有りません笑。昼どきなどは狙い目だと思います。

まとめ

  • ハローワークの求人検索は紹介状発行に時間かかる!スピード紹介コーナーを利用しよう
  • 失業保険の受給には認定日への出席が必要。いけない場合は理由が必要
  • やむを得ない理由があれば、認定日への出席はずらすことができる

ハローワークの求人は紹介状を発行する必要が有ります。これ、時間かかるんですよね。利用者にとっては全く意味をなさないシステムですが、ハローワークと企業にとっては必要なシステムなんですね。もしあなたが急いでいる場合、ハローワークのスピード紹介コーナーを利用すると、対面相談なしで紹介状を発行できます。ただし、このコーナーを設けていないハローワークも有ります。

お近くのハローワークでスピード紹介がなければ、他のハローワークも利用できます。検討してみてください!

また、失業中は大変ありがたい、失業保険の基本手当。これを受給するには、失業状態にあることを証明するための日である、「認定日」にはハローワークを訪問する必要が有ります。この認定日に行けない場合、失業保険の受給が滞ります。どうしても行けない場合、ハローワークに問い合わせをして、やむを得ない事情を説明するのがてっとり早いでしょう。

やむを得ない理由の場合は認定日を変更してくれます。積極的に活用しましょう。