採用

インターンシップ、志望動機の書き方、例文つき!私服指定のとき、女性編!

新卒の就職活動でインターンシップに参加すると、志望動機を書くことを求められることがあります。

インターンシップは「就職活動」とは直結しない、という前提がありますが、実質的には多くの会社が実質的な選考を行っており、志望動機は選考に影響することもあります。

今回の記事では採用担当者の視点から、インターンシップの舞台裏を、志望動機の例文の書き方と合わせて紹介致します。

また、インターンは私服でOK、と指定されたときの女性の服装を紹介!では一緒に勉強していきましょう。

インターンシップは実質的な選考である

まず、インターンシップとは何か、ということを理解しましょう。学生の視点としては企業のことや業界のことを知る機会であり、選考を伴わないイベントであるという建前で開催されることがほとんどですね。

しかし、インターンシップは選考です。企業はインターンシップを開催するのに、大きな労力を使います。ナビサイトでの情報発信、ダイレクトメールで不特定多数の学生への告知、学校訪問などを通じた告知。

これらの広報活動を行い、プログラムを詳細に、綿密に準備致します。何回も会議を重ね、協力社員への根回しを行い、企業説明の練習をし・・

これはもはや部門総出の一大イベントです。お金もかかっています。
このような手間暇をかけるのはなぜか。

それは優秀学生の早期囲い込みにほかなりません。企業が採用活動を始めるのは例年3月1日の大手ナビサイトの解禁日からと言われていますが、実際は違います。解禁日以前はプレ期間と呼ばれ、インターンシップという名を使って、実質的な企業説明会と選考を行います。

インターンシップではグループワークなどを行いますが、グループワークでは、あなたはチェックされていると思ってください。

そのような建前だらけの選考会である、インターンシップで志望動機はどのような意味をもつのでしょうか?

志望動機はどのような意味があるのか?

インターンシップで志望動機を聞く、という意味はどのような意味があると思いますか?私の会社ではインターンで志望動機を聞いていません。なぜならば、インターンシップでの志望動機には、あまり意味を感じないからです。

インターンシップとは、企業と学生のファーストコンタクトの場です。これはお互いはじめまして、です。そのため、学生が企業のことを知り尽くしている必要は全くないのです。

その場で志望度合いが低くても、最終面接に向けて上がればよいという考えです。これは企業によりけりではありますが、多くの企業はインターンシップの段階で志望動機を重視していません。

インターンシップの時期は夏や冬、春前です。大手ナビサイト解禁前に行われる「実質的な選考会」がインターンシップの本当の姿。この段階で学生が語ることは、半年後には全く変わっているのが当たり前。

採用担当者も、学生の語ることがコロコロ変わることはわかっています。

大企業と中小企業で、志望動機の扱いは異なる

新卒採用を行う企業には、知名度が高く、待っていても学生がどんどんくる企業とそうでない企業に大別されます。

中には、志望動機をみて選考に進めるかどうかをみている企業もあるでしょう。志望動機をみて落とす場合も当然あるでしょう。何とかしてふるいにかける必要があるからです。

たくさんの学生をインターンシップや説明会を通して集めて一括選考する手法は、沢山の学生を集められる企業には大変効率のよい手法ですが、同時に沢山落とす必要もあります。

そのため、学生を絞り込むためのフィルターを複数用意する必要があるでしょう。以下はその例です。

  • 学歴
  • 志望動機が短すぎる
  • 字が汚い
  • グループワークで目立たない

などなどです。インターンシップの志望動機の使われ方は企業の採用スタイルによって全く違います。じっくり一通づつ目を通し評価している採用担当者もいますし、単純に「たくさん書いているか、そうでないか」という視点で、どんどん選別する採用担当者もいるのが実情。そもそも内容を見ていない担当者もいます。

いかがでしょう。採用の舞台裏が少しはわかりましたか?志望動機はこのような使われ方もしているのです。

主観ですが、私はあまり志望動機に力を入れても仕方ないと思っています。だからといって手を抜くのもどうかと思いますが、インターンの志望動機は、面接の志望動機とは全く違います。インターンシップで志望動機を聞く企業は以下が挙げられます。

  • 伝統的に聞いているだけで、思考がストップしている企業
  • 沢山の学生を落とす必要がある企業
  • 採用に力をいれており、全てのエントリーシートをじっくり見ている企業

いかがですか?思考がストップしている企業は、おそらく大企業に多いのでは無いでしょうか。大きすぎて方向転換するのが大変であるためです。じっくり見ているのは中小企業でしょう。沢山の応募が無い為です。

では書き方の例文をみてみましょう。

志望動機の例文

——————–例文・ここから——————–

私は○○の業務を理解したいと考え、御社のインターンシップに参加致しました。
私は高校時代から○○に興味があり、大学は○○学部に進学致しました。大学に入り、更に学びたいと思い、ゼミは○○を専攻致しました。

ゼミで○○を深く学ぶにつれて、○○の仕事を通して社会に貢献したい思いが強くなりました。

御社は○○の事業で業界の中でリーダーシップをとっておられます。この業界では最先端である御社で○○の仕事をするということは業界をリードできるということであり、御社の○○の仕事に大変興味を持っています。本日はよろしくお願いいたします。

——————–ここまで——————–

この段階の志望動機はこんな感じでしょうか。書き方のセオリーとして、アピールすることに力を入れましょう、という記事も目にします。

それは正しいですが、本来の採用現場を知っている者の視点からすると、志望動機を聞くなら、面接で聞くよ、というのが本当のところ。だからと言って書き方に手を抜いてよいわけではないですが、もっと力を入れるべきなのは、自己分析です。

私は転職活動を何度もおこなっていますが、自己分析が最も重要です。自己分析はしっかりしていないと、面接で薄っぺらい印象しか残せません。

転職の自己分析のやり方は超簡単!シートを使った例も紹介!

こちらは転職者に向けて書いた記事ですが、参考になると思います。自己分析は難しくありませんが、時間はかかります。

じっくり腰を据えてかかりましょう。逆に、自己分析がしっかりできると志望動機も面接も怖くありません。

インターンシップに私服で!女性編

インターンシップに私服でお越しください、と言われたあなた。困りました。私服とはいえ、皆どんな服装でくるのか心配ですし、そもそもマナーがわからない!という女性は多いでしょう。そもそも、インターンシップに私服を指定する企業の思惑はどこにあるのでしょうか。

  1. 私服でセンスを見たい
  2. リラックスして参加してほしい
  3. 常識を見たい

1は特殊かと思います。アパレル業やデザイナー職など、センスが仕事の中核を占める仕事である場合は、私服は大きな意味を持つでしょう。

2のリラックスして参加してください、という企業は多いと思います。3はあまり無い古いパターンですね。

さて、2のリラックスして参加する、という趣旨に乗っ取り、TPOを守った服装マナーを解説致します。ここではオフィスカジュアルを推奨致します。

オフィスカジュアルとは

オフィスカジュアルとは、スーツから少し着崩した服装で、スーツほどのかっちり感はないけれども、仕事着として違和感のない服装を指します。ポイントはあくまでも、仕事着であること。

ですので、上下セットアップのスーツでなくてもパンツにはプリーツが入っていたほうがきれいにみえますね。コーデ例をあげてみます。

https://www.pinterest.jp/pin/246290673353708136/

外せないのはジャケットです。キャメルのスカートで女性らしい落ち着きを、紺のジャケットでぐっと締め、大人っぽい雰囲気。このまま仕事できそうです。

https://www.pinterest.jp/pin/333547916133052469/

インナー、パンツともにホワイトが清潔感あります。やはりジャケットでかっちり感を出します。こちらもこのまま働けそうですね。

いかがですか?オフィスカジュアルはそんなに難しくないですね。持っていない場合は、まずはジャケットを買ってみましょう。プリーツの効いたパンツやきれいめのスカートにさらっと羽織ってみるとあら不思議、一丁上がりです。

オフィスカジュアルは、女性も男性も私服指定されたらおぼえておきたいキーワードですね。

しかもこのスタイルは働き始めてからも重宝するんです。実はスーツよりも安上り。だったり。紺ジャケットを一枚持っておくと、パンツやスカートを数種類着まわしできます。すこしづつ買い足すと、コーデの幅が増え、職場のオシャレバンチョウに!

気が早いコメントでしたが、インターンの私服はこんな感じで参加すると清潔感あって、よい印象を残せますよ。

まとめ

インターンシップの志望動機の書き方を例文付きで紹介致しました。
「志望動機はそこまで気にしなくてもよいが、手抜きはだめ」と、かなり一般論からかけ離れたことを書きました。他のブログも参考にしていただくとよいですが、「この企業でないとだめなんです」的な内容を書きましょう。などと書いてあると思います。

それも正解ですが、人事で採用をやっている私の感覚ではそこまでのことを書く必要は無いケースが多いと思います。ですので、例文の書き方もどちらかと言うと、あっさり目です。

力を入れるのは志望動機よりも自己分析ですね。こちらを頑張りましょう。余力があれば、志望動機もしっかり練りましょうね。

また、私服で参加してください、と指定されたときの服装マナー女性編をお送り致しました。ここではオフィスカジュアルを紹介。ジャケットを1枚持っていれば圧倒的に便利になります。働くのが楽しみになりますので、持っていない場合は1枚、紺色か、黒のジャケットを買うのは気分も上がるのでオススメ。私服もパリッと仕上がりました。

さあ、インターンシップに出かけ、頑張って希望の就職先からの内定を勝ち取りましょうね。

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