
「図々しいぐらいにガンガンやらないと一生かかってもやりたいことできませんよ」
まだまだだと思って行動しないと、実現したいことが一生かかっても実現できない。
そういうことを私が通っている音楽スクールの先生に言われて非常にエンパワメントされている話をしたいと思います。
私は音楽活動をしていて、パソコンで曲を作りそれを海外のレコード会社に送るということをしています。(DTMと言います)
海外レコード会社からデジタル配信をしていただく、ということになるのですが、 楽曲自体の売り上げはほとんど価値があるわけではなくむしろ話題作りというところに価値があるのだと思っています。
話題作りが重要である
アーティストがどのような活動してるのかということは、リリースがなければ話題作りにもなりませんので世の中に提供する話題を早いスピードで作っていく必要があります。
そのためにはビッグレーベルからリリースをすることが最もプロモーション力が高く、なおかつ認められていることの証明にもなります。
しかしながらそのようなレーベルから自立をすることは非常にハードルが高く、実際にこの一年間ビッグレーベルに送り続けてきて正解は繋がっていません。
楽曲のジャンルにもよるのでこれは一概には言えないと思いますが少なくとも私が作っている楽曲スタイルはビックレーベルにはハマリませんでした。
ですので、レーベルの規模は、小さくてもトライしてみたほうがなにもないよりましである。ベストではないが、ベターである、ということです。
ところで、私が作っているクラブミュージックは、自由に音楽作りをできる、イノベーティブな世界であることから、音楽教育を受けてない人でも音作りをしてそれが理論的には正しくないかもしれないが心地よくクールに聞こえると受け入れられる世界です。
私がトライを始めたのもそういう理由から。自分にも、もしかしたらできるかもしれないという気持ちになったことからでした。
また複数のアイデアを自由に組み合わせることができる面白さにワクワクするということも大きな要素の一つであります。決まりはないわけではないですが、絶対ではないというところも私には大変重要です。
2016年から楽曲づくりを始めて、2017年日本2年間で100曲、前後作りました。2019年になって、自分の楽曲レベルが未熟であることに悩み、レベルをどんどん上げていくためにスクールに通い始めました。
上に書いたように、なんでも受け入れられるのがこの世界のよいところ。でありながら、自分はマダマダである。という気持ちがずっと自分の中にありました。
心のリミッターを外した
しかし、スクールの先生に言われたことが自分の人生を大きく加速させました。
「図々しいぐらいにガンガンやらないと一生かかってもやりたいことできませんよ」
私はその一言でリミッターを外すことが出来たと思っています。海外のレコード会社のオーナーや A & R さんとやり取りをしている中で感じたのが、海外のビジネスパーソンの考え方は日本のサラリーマンの考え方と全く違う。
我々日本人の感覚では、「こんなレベルの楽曲送って受け入れられるわけがない」とか「丁寧に接しないと相手に失礼だ」とか相手に対してかなり遠慮がちな接し方を無意識にしてしまいます。
しかし海外のビジネスパーソンは自分のやりたい事を遠慮せずにズケズケ言う。音信不通になることもしばしば。
相手にしている人たちが日本人の感覚とは全く違うので我々日本人も品行方正で礼儀正しくなんて言っていられないなと感じましたなので決めました遠慮なくガンガン行くべきだ。
これは私ののように特殊なことをしている人だけに当てはまることではなくて自分が何かを成し遂げたい行ってみたいと思ったら当てはまることなのではないかと思いました。
コーチングが加速してくれた
その行動をコーチングが加速させてくれています。まだまだだ相手に対して失礼だなど多くの場合は思い過ごしでやってみるとむしろ良い反応が得られたりする。
「こんなことで今止まってるんですよね」
「本当に相手もそう思ってるのでしょうか」
質問を投げかけられた時に、
「本当にそうなのかな、いや違うかもしれないな」
「やってみようかな」
という考え方になって実際にビクビクしながら一歩踏み出してみると思わぬ成果が得られたりするようなことが実際にたくさん起こりました。
例えば
- 海外アーティストに直接連絡を取ってみると繋がった
- 楽曲をリリースしてプレスリリースを書くためにコメントをお願いすると書いてくれた
- 海外ライブをお願いすると実現しそう
枚挙にいとまがありません。
具体的にはまた書いていきたいと思います。ではまた。