会社やめたい

会社を辞めたい40代の男女、パート、独身も必見。限界でうつ病になる前に

今回は、会社を辞めたい40代の方向けの記事です。

会社に行くのがストレスでたまらない、もう限界だ! あなたがそう感じているならば精神的にかなり負荷がかかっていると推測いたします。男性、女性ともに、日本人の多くの方は大変真面目で、私が悪いのではないかなどと考えて、ついつい頑張ってしまう傾向があると感じます。

パートや独身の方も是非読んで欲しい内容になっております。

しかしうつ病になってしまっては長い目で見ると自分が損をするのです。
今回の記事では私の実体験を踏まえて気軽にお話をしていきます。一緒に見ていきましょう。

まず、これを読んでいただいてるあなたは、 現在どのような気持ちなのでしょうか。私は(現在40代男)過去に3回会社を辞めました。現在は個人事業主として事業をスケールアップさせていっている最中です。

会社員生活は約20年間。振り返ってみると楽しかったのは1年だけ。残りはほぼストレス MAX の状態でした。会社を辞めたい気持ちになっているあなたに私が語ることのできる経験を交えながら、お話ししていきますね。

会社で働く時間がストレスである

会社で働く時間ははっきり言ってストレスマックスですよね。 これ読んでいただいてる方の中には仕事が楽しくて仕方がないんだけれども会社を辞めたいという方はあまりないかもわかりません。

私の場合はちょっとしたことをストレスに感じることが多かったです。
例えば隣の席の社員の声がうるさい。電話の声が大声なんです。これは私が直近まで在籍した会社の状況なんですが、私は総務課で人事の仕事をしていたので、日々、たくさんの 電話がかかってきます。

  • パソコン が動きません
  • 車の鍵を失くしました
  • スマホのアプリが動きません
  • 電球が切れました

など。ほんと、「そんなもん知るか」みたいな、どうでもいいような内容を 電話で問い合わせを受けるのです。

総務部門は、掃き溜めと言われることもあるぐらい、 雑務の集まりやすい部門です。自分の仕事を進めようと思ったら電話がかかってきて「アプリが動きません」なんて言われると、 仕事の手が止まり、場合によってはかちっときますよね。

ちなみに私はこれだけでも、毎日辞めたいと思っていました。状況はよくわかります。そんな中で、 イライラしながらつい声が大きくなってしまうのです。

しかし、隣で大きな声を出せるのはつらい。はっきり言って、めちゃくちゃなストレスです。聞きたくない人の声というのは、辞めたいと思わせる大きな原因になり得ると思いませんか。

さて、「なんだそんなことか」思われるような、軽いケースを紹介しましたが、過去にはネチネチとした上司にあたり、朝起きるのも体が重く、 体を引きずるようにして会社に通勤していた時期がありました。

私は大阪に在住してるのですが、とある大阪の老舗の化粧品会社にマネージャー職(課長クラス)として在籍していたことがありました。女性の多い職場で、ワイワイと 一見華やかで良い社風のように見えました。

しかし!最悪の職場環境だったと言わざるを得ません。

当時の上司は、部長さんでした。コンサルティング出身の方で、頭が良いのですが、マネジメント能力としては正直ちょっと・・・

質問にため息混じりの質問で返してくるようなコミュニケーションスタイルです。コンサルティングファームだと人材育成はこれで良いのかも分かりませんが、一般事業会社の人事部門、さらに私普通の人ですから・・

入社一週間で、私の自己肯定感はどん底に下がり、 コミュニケーションが怖くなりました。

その結果、出社の時、お昼前、退社前の3回程度までコミュニケーションのヒントは落ち込みました。その間、ずっと緊張ですよ。人間、長時間緊張すると体に不調が現れます。

肩、首が痛い、 すごく疲れてるのに夜眠れない。眠れないので次の日に体力が落ちている。

ちなみにコミュニケーションをとっても、仕事で必要な情報は非常に曖昧かつ抽象的な回答しか来ず、仕事に時間がかかり、そのことで呼び出しを食らうという。

入った直後から部長のそのような接し方に完全に萎縮してしまった態度を、 部下も見てるわけです。

部下との関係構築もあまりうまくいかず、4人の部署でしたが、入社数ヶ月で、完全に孤立してしまいました。

結果的にその会社は5ヶ月で退職しましたが、いまだに、当時の強烈なストレスを思い出すことができます。

会社を辞めると、どうなるか分からない恐怖

今思うと会社を辞めるとどうなるか分からない恐怖を感じていたのだと思います。 当時の私は30代後半で、もうすぐ40代です。転職したばかりの会社で失敗、 能力がないと烙印を押されたように感じました。

こんな状態で新しい仕事が見つかるわけがない、正直そんな恐怖を感じていました。
正社員から、パートになっても良いと言う考えにはどうしても至ることができませんでした。私は二人の子持ちです。しかも子供はまだ小学生。

これから先の40代・50代の見えない不安はとてつもなく重かったです。
40代男で、マネジメント経験なし、管理系職種しか経験がない。これでは選べる範囲もだいぶ少ないだとうと思っていました。

転職に不安がある

あなたは転職したことがあるでしょうか。
こちらの記事によると、転職をして、失敗したと感じる人は、 なんと4人中1人いるそうです。
なんと転職者全体の4人に1人が転職したことを後悔

今まで慣れた会社を離れて新しい会社に入ることが、いかにリスクの高く、勇気のいることかよく分かりますよね。

独立起業なんてありえないと思っている

私もそうなのですが、私は40代で起業しました。起業するまでには長い期間が必要でした。具体的な準備の期間というよりも、自分の精神状態を整えるための期間だったと思います。

上に書いたような、化粧品会社に勤務をしていた時期はどこかで、「自分が悪いんだ」と感じていました。自分に自信もなかったのですね。

自分に能力なんてない、いいところなんてないと思っていました。考えられる選択肢としては、独立起業なんてありえないと思ってました。それが3年前です。ちなみに今は独立しました。

この記事を読んでいただいているあなたはもしかしたら40代の方 もしれません。 ちなみに私が、コーチングで起業を決めたのが40歳。

営業している人や、起業を目指す人が集まるコーチングのコミュニティに入ってから、
何歳からでも、男性、女性にかかわらず、起業を目指している人は世の中に結構いるんだということを知りました。

八方塞がりの気持ちである

3年前の私の気持ちは、まさに八方塞がり状態でした。誰も助けてくれない、万事休すだと思いました。 もう死ぬしかないのかもしれないと思いました。自分の経歴を振り返ってみても、 何も誇るものがないし、他の会社に行って活かせる自信が全くありませんでした。

化粧品会社に勤務していた時は気づきませんでしたが、病院カルテにはうつ病と書いてあったそうです。

これは直接見たのではなく、かかりつけ医だった心療内科の先生が突然亡くなり、他の病院に行くために、カルテの情報を自分でもキャッチをしておきたいと思い、電話で問い合わせると、看護師さんが教えてくれたのです。 親切な看護師さんです。2018年の年末だったと思います。

普通は教えてくれないとは思いますが(-_-;)人間、 八方塞がりを感じると気分が落ち込みます。辞めたい辞めたいと思いながら毎日通い、半分うつ病になりかけ、ついに私は入ったばかりの化粧品会社を退職しました。入社から5カ月目でした。

正直、限界を感じました。限界を感じた瞬間は、電車待ちをしていた時でした。私は電車通勤をしていたのですが、 電車がスーと駅の構内に入ってきて、扉が開いて乗り込もうとしたのですが、体がくるりと背を向けて改札に向かったのです。
これは2017年、38歳の時です。

これはまさに精神的限界、八方塞がり状態。毎日どんよりした気分でした。自分には何もできない、 何も取り柄がない、もし再就職できたとしても、 ものすごく不安だ。社会に復帰してもうまくいかないかもしれない。

当時の心境はこんなものでした。かなりうつ病っぽいです。

会社を辞めると、明日からの生活が不安である

これはそのままの通りなのですが、明日からパートにでも行こうか、とも思っていました。幸い、奥様が正社員で働いてくれていたことがせめてもの救いだったと言えるでしょう。

奥様には大変感謝をしてもしきれないぐらいなのですが、私が退職を打ち明けるたびに「あ、そう、そんな会社やめれば?」という反応。

これには大いに救われました。奥様は私に依存していないということです。これが独身だったらどうだったでしょうか。気楽にパートに入っていたかもしれませんね。あるいは、 独身だったらもっと転職の回数が多かったかもしれません。

とにかく30代後半までは、私のキャリアは我慢、忍耐。これに尽きると思います。

うつ病だった

上にも書きましたが、私は化粧品会社に勤務をする2年ぐらい前から、心療内科に 定期的に通っていました。処方されていたのは、筋弛緩剤や抗不安薬でした。

先生はうつ病だ、おっしゃらなかったですが、軽度のうつ病だったのだ、と先生が亡くなった後で知りました 。

私の場合は、 仕事を辞めて、軽傷で済みましたが、我慢に我慢を重ねてうつ病になってしまっては、本当に危ないと思います。 うつ病は心の病と言われますが、実際は脳の損傷だそうです。 ですので回復までものすごく時間がかかるのです。

重度のうつ病になってしまっては人生を大きく棒に振りかねない。 そう思ったので、体を優先して退職をしました。

会社を辞めたい独身のあなたに

さてこの記事では、40代のあなたの不安な気持ちを代弁してみたつもりです。実際ここには書きませんでしたが私は2020年の6月末に、 なんと会社を解雇されました。
場合によっては、 自殺のトリガーになり得ることもあるでしょう。

かなりインパクトのある経験です。 3年前の私だと、ちょっと考えたかも分かりません。今は考えません全く。

私が独身でなく、妻子持ちで共働きだったから救われている部分はあるとはいえ。
もしあなたが独身の40代女性だったら。どう考えるでしょうか。一見、身軽に見えるかも分かりませんね。子持ちで転職、ましてや起業なんて。ここについては私には答えがありません。

このブログ記事で40代独身子持ち、会社を辞めたいあなたに提案できるのは、同じ境遇の人の話を聞くことをおすすめします。例えば方法としては以下が挙げられるのではないでしょうか。

  • キャリアコンサルを利用してみる
  • ココナラや、 Twitter でも Facebook何でも 良いので、同じ境遇の人を探してみる。
  • できればコミュニティを見つけて入ってみる

例えば、 私の家族には癌になった人がいます。癌になると当然ショックですし気分が落ち込みます。患者会というものがあります。これは同じ闘病をしている人たちの集まりです。

そして皆が乗り越えているのです。つまり同じ境遇にあり乗り越えている人の話を聞くことは、 ものすごく有意義だということです。

私の 知り合いの方にも、独身で子持ちで起業して、 という方がおられます。あなたが40代女性で、八方塞がり状態を感じているのであれば、参考にしてみていただけると幸いです。

まとめ

会社を辞めたい40代の男性女性に向けた、経験をもとに書いた記事です。パート、独身の方も同じくうつ病になってしまっては、元も子もありません。もう限界だ、と感じる前に手を打ちましょう。

次の記事では具体的に私が行った方法を書いてみたいと思います。

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