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年賀状上司への手書きメッセージの書き方!結婚祝いや家族向への一言文例も!

一年の大切な挨拶となる年賀状。印刷でさっと作ってしまうのは手軽でよいですが、一言添えたいですよね。特に手書きは喜ばれます。この記事では目上の方や先輩、上司へと年賀状での一言を紹介。

また、結婚祝いをもらったとき、結婚祝いをする時のと一言や家族への年賀状の文例を紹介致します。

上司への一言メッセージ

まずはNGルールを知っておく

目上の方への年賀状で気をつける点があります。それは、使っては失礼にあたる文字がある、ということ。

  • 迎春
  • 賀正

これらは目上の人にだす年賀状に書いてはなりません。よい例は以下です。

  • 謹賀新年
  • 明けましておめでとうございます

これらはOK。

また、縁起の悪い言葉は使わないのがマナーです。

  • 去る
  • 滅びる
  • 絶える
  • 枯れる
  • 破れる

新年の年賀状はめでたいものです。縁起の悪い言葉を使うのはやめましょう。

他にも一般的な忌み言葉としてもたくさんの言葉があります。たとえば、「シネマ」や「スルメ」など実は忌み言葉とされる言葉もあります。

シネマ ⇒ 「死」を連想 ⇒ 「映画」

スルメ ⇒ 「磨り切れる」⇒ 「あたりめ」

年賀状友達に添える一言、疎遠気味なときはこの書き方、お客様へ書くビジネス編!の記事でもかきましたので、合わせてご確認ください!

まずは定形の一言から

まずは定形の挨拶から見ていきます。

以下の1~4の2つ以上を組み合わせるとよいですね。そのあとに手書きメッセージを添えるとよいとおもいます。

定形でも、硬めのメッセージから少し具体的なメッセージまで、取り合わせています。相手にあわせてつかいわけるとよいとおもいます。

1)感謝の一言 (マスト)

まず、外したくないのはこの感謝の挨拶。この言葉と他(気遣う、指導をお願いする、抱負を語る)を組み合わせるとよいとおもいます。

  • 旧年中は大変お世話になりました。
  • 旧年中はお世話になり、有り難うございました。
  • 旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
  • 旧年中は公私にわたりお世話になりました。
  • 昨年は公私にわたりお世話になりました
  • 旧年中は親身なご指導ご鞭撻をいただき、ありがとうございました。
  • ○○の際には多大なるお力添えを頂戴いたしまして、大変感謝しております。
  • 日頃の親身なご指導に深く感謝申し上げます。
  • 平素から多大なるご指導を賜り、感謝もうしあげます。
  • 昨年中はお世話になり、本当にありがとうございました。
    未熟な私がつつがなく仕事ができましたのも、ひとえに○○課長のご指導の賜物とあらためて感謝しております。
  • 昨年中はひとかたならぬご配慮を賜り、心より感謝しております。おかげさまで○○の仕事は軌道にのりそうです。

上司への挨拶では感謝を伝えることは忘れずに。この項目の中から一つ選ぶとよいのではないでしょうか?

2)相手を気遣う一言

上司と家族を気遣う一言です。

  • ○○様のますますのご健勝をお祈り申し上げます。
  • ○○様のますますのご健勝、ご多幸をお祈り申し上げます。
  • ○○様をはじめ、ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
  • 新しい年が○○様をはじめご家族の皆様方にとってご健康で良い年でありますように。

相手と家族を気遣い、健康と幸せを祈るメッセージは誰しも嬉しいものですね。

3)指導をお願いする一言

  • これからもご指導くださいますようお願い申し上げます
  • 今年も一層のご指導ご鞭撻をお願いいたします。
  • 本年も変わらぬご指導をお願いいたしますとともに、ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
  • 本年も変わらぬご指導の程よろしくお願い申し上げます。
  • 本年もよろしくお願い申し上げます。
  • 何卒、本年もご指導くださいますようお願い申し上げます。
  • 今年もアドバイスいただきたく思います。よろしくお願い申し上げます。

ところで、鞭撻(べんたつ)って、挨拶やスピーチでは何気なく使いますが、意味を知っていますか?実は以外な意味が・・

  • 強くはげますこと
  • いましめはげますこと。

励ます、という意味があるんですね。指導していただき、励ましてください。という、「頼りにしています」という意味を込めた言葉なんですね。

 

4)新年の抱負を伝える一言

上司に意気込みを伝えたいときには、やはり抱負を語るのがスタンダードですよね。

  • 昨年の経験を活かし、今年はご期待に添えるよう精進する所存でおります。
  • 今年は入社○年目となり、飛躍できますように努めてまいります。
  • 今年こそ、○○先輩に一歩近づくような仕事ができるよう、がんばります。
  • 旧年中はいろいろとお心遣いをいただき誠にありがとうございました。
    未熟者ではございますが、チームのより一層の発展のため力を尽くしてまいる所存です。
  • 入社○年を迎え、○○先輩を始め、皆様のおかけでここまでなんとかやってくることができました。本年も初心を忘れずに精進する決意でございます。
  • 新春を迎え一層の精進してまいります。

定形に続いて手書きメッセージを添える

手書きメッセージは定形につづいて、より具体性のある内容にするとよいのではないでしょうか。

  • 一日も早く○○課長のようになりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします
  • 今年もゴルフに一緒に連れて行ってください
  • 今年はボーリングご一緒させてください
  • 今年も○○課長から○○のスキルを沢山吸収したいと思います。
  • 母子ともに元気で、育休後は元気な姿で復帰したいと思っています。よろしくお願いいたします。
  • 今年は昨年より、○○の仕事で成果を出せるように頑張ってまいりたいと思います。
  • また○○(一緒に行った店の具体的な名前など)に行きたいです!
  • また○○資格の話をお聞きしたいです
  • 日本酒の美味しいお店を見つけましたので是非ご一緒させてください!
  • 今年も全力で仕事に取り組みます ○○さんのお役に立てるよう頑張ります!
  • いつも○○課長からいただくアドバイスがとても助かっています。
  • 今年もノルマを達成できるようにがんばります
  • 昨年は○○の仕事で(具体的な仕事の案件名など)は○○課長から頂いたご指導がとても適切で、私自身気づきを得ることができました。

上司への挨拶は定形は1+3 や1+4など、2つ以上を組み合わせるとよいです。そのあとに手書きを続けるとよいでしょう。

たとえば・・・

  • 旧年中はお世話になり、有り難うございました。本年もますます精進して参りたいと思います。ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
  • (ここから手書き)○○の仕事では、○○課長にご指導を頂いたことでスムーズにすすめることができました。いつも気づきを与えてくださり、成長を実感できています。本当に感謝しております。

構成要素を分解すると・・・

  • 1)(感謝) + 4)(抱負)+ 3)(指導をお願い)+手書き

ここまでしっかり書いておくと、上司からの心情もよいのではないでしょうか。人間、頼られるのは嬉しいもの。是非あなたの事情にあわせてアレンジしてみてください。

結婚祝いの一言

先程の例とは別に、先輩や上司、友人の結婚祝いの一言を紹介。この場合、以下の2部構成にするとよいでしょう。まずはNGを見ておきます。

つい書いてしまう結婚祝いの一言

  • ○○家の、ますますの幸せをお祈りしています!
  • ご結婚おめでとうございます!いよいよ○○様と、奥様の二人のステージですね!
  • ご結婚おめでとうございます。笑顔の絶えない、ご家庭を築いてください

一見何気ない結婚祝いの言葉ですが、一体なにがわるいのでしょうか?

句読点はNG

結婚というお祝いの場面では以下の句読点はつかいません。終止符を打つという意味合いがあります。

  • 「、」
  • 「。」

忌み言葉はNG

  • 別れる
  • 壊れる
  • 裂ける
  • 終わる
  • 最後
  • 絶える

重ね言葉はNG

または同じ意味を繰り返す意味の重ね言葉は注意です。ついつい使ってしまいそう。離婚や再婚をイメージさせる言葉としてふさわしく有りません。

  • ますます
  • またまた
  • いよいよ
  • 再三
  • しばしば

「〇〇家はますます幸せになりそうですね!」などはダメなんですね。

NG例をもう一度みてみます

NG例のNG部分を見ていましょう。

  • ○○家の、ますますの幸せをお祈りしています!           (句読点と、重ね言葉を使っている)
  • ご結婚おめでとうございます!いよいよ○○様と奥様の二人のステージですね!(句読点と重ね言葉を使っている)
  • ご結婚おめでとうございます。笑顔の絶えない、ご家庭を築いてください  (句読点と忌み言葉をつかっている)

うーん、落とし穴はたくさんありますね。これらのNGに気をつけて、文例を見ていきましょう。

結婚祝の文例

結婚祝いの文例は以下の2部構成にするとよいです。

  • 結婚を祝福する
  • 今後の幸せを祈っている

この構成に従うとシンプルにまとまります。

  • ご結婚おめでとうございます 心よりお祝い申し上げます
    お二人の末永い健康とご多幸をお祈りいたします
  • ご結婚 心よりご祝福申しあげます
    笑顔のあふれる温かいご家庭を築いてください
  • ご結婚誠におめでとうございます
    お二人の人生にとって最良のこの日を心よりお慶び申し上げます
  • 御結婚おめでとうございます
    お二人の人生の門出を心からお喜び申し上げます
  • ご結婚おめでとうございます
    お二人で明るい家庭を築いてください

すこしづつアレンジしてつかってみてくださいね。

結婚祝いをもらった時の一言

さきほどの例とは異なり、結婚祝いをもらった時はシンプルです。構成としては2部構成がシンプルでよいでしょう。

感謝 + 今後もよろしくお願い致します

以下のような形で感謝の気持ちを表すのがよいでしょう。

感謝の気持ちを伝える

  • 昨年○月の結婚の際にはステキなお祝いを頂戴致しまして、ありがとうございました 毎日夫婦で使っています
  • 昨年は結婚のお祝いを頂きましてありがとうございました 夫婦揃って毎日使っています

まずは感謝の気持ちを伝え、そのあとにお祝いを喜んで使っている、などの感想を入れるとベターですね。

今後もよろしくお願い致します

  • 本年もよろしくお願い致します
  • まだまだ未熟な二人ですが、力を合わせて頑張っています。本年もよろしくお願い致します

今後も変わらぬお引き立てを、という思いを込めて。写真などを添えるとぐっと、親近感を感じる年賀状になりますね。

家族への挨拶の一言

家族への挨拶は自由でよい、と思いますが、型をしり、アレンジするとよいと思います。

なるべく具体的な近況などをもりこみたいです。家族、親戚が疎遠になり勝ちであれば尚更、親近感がわくようなメッセージは、コミュニケーションのきっかけになります。

子供がいる場合は子供の近況などを伝えるのもよいですね。

文例1

皆さまお変わりありませんか?
私は相変わらず忙しい毎日を過ごしていますが元気にやってます

———ここに近況の具体的なエピソードを書く———

寒い日が続きますが、くれぐれも健康にはご留意ください
今年もよろしくお願いいたします

文例2

あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか?
おかげさまで私達家族は皆病気もせず、元気です。

———ここに近況の具体的なエピソードを書く———

皆さまにとって幸多き年になりますよう心からお祈りしています
寒い日が続きますので、ご自愛ください
今年もよろしくお願いいたします

文例3

あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました
その後、お変わりありませんか?

———ここに近況の具体的なエピソードを書く———
厳寒の折、どうぞお体大切に過ごしてください
今年もよろしくお願いいたします

まとめ

上司へのメッセージは手書きがよいですね。上司も、印刷が一般的なこの時代に、あえて、手書きでメッセージを書くことの手間をわかっています。好印象まちがいなし!

結婚祝いの一言は2部構成がわかりやすくシンプルで良いでしょう。

  • 結婚を祝福する
  • 今後の幸せを祈っている

また、NGも知っておきましょう。ついやってしまうのが、「笑顔の絶えない家庭にしてください!」などの一言。「絶える」という言葉は忌み言葉。知らずに書いている人は多いです。

また家族への挨拶は具体的な近況をお知らせするのが気持ちが伝わりますね。上ね文例はすこし丁寧なバージョンですが、これらを参考にアレンジするとよいと思います。

一年を気持ちよくスタートーするため年賀状。マナーを守り、心のこもった年賀状を、大切な人に送りましょうね。

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