
一年の大切な挨拶となる年賀状。印刷でさっと作ってしまうのは手軽でよいですが、なんかそっけない、是非一言添えたいですよね。
今回は親への一言。結婚式に来てくれた人への、またこれから結婚式をする場合の一言、また子供が友達へ年賀状を出したい!と言った場合の文例を紹介!
Contents
親への一言
親への年賀状に印刷だけ、というのはなんともそっけないもの。せめて一言添えたいですよね。でもその前に、年賀状はめでたいもの。書いては行けない言葉も知っておきましょう。
まずはNGから
まず、年賀状に使っていは行けないNGワードを知っておきましょう。
- 去る
- 滅びる
- 絶える
- 枯れる
- 破れる
新年の年賀状はめでたいものです。これらの言葉は縁起が悪い言葉とされ、年賀状で使うことは推奨されません。
- 別れを連想させる言葉
- 再婚を連想させる言葉
- 不幸や死を連想させる言葉
これらは忌み言葉として書くのは避けます。たとえば、「シネマ」や「スルメ」などは隠れたNGワードです。(あまり書くことはないかもしれませんが・・)
シネマ ⇒ 「死」を連想 ⇒ 「映画」とする
スルメ ⇒ 「磨り切れる」⇒ 「あたりめ」とする
年賀状友達に添える一言、疎遠気味なときはこの書き方、お客様へ書くビジネス編!の記事でもかきましたので、合わせてご確認ください!
自分の親への一言文例
さて、親への一言の文例です。組み合わせて使うとよいですね。
1)体を気遣う
- 体の調子はどうですか?
- 今年は人間ドックに行ってね
- 身体に気を付けて無理しないでね
- 寒いけど、風邪引いていませんか?○○を食べるとかぜをひかないらしいよ
昨年はたくさんありがとう - 今年は旅行でも行けたらいいね 体に気を付けて過ごしてね
- しばらく会ってませんが風邪などひいてないですか?体に気をつけて元気に過ごして下さいね
- なかなか家に帰れなくてごめんなさい 健康には気をつけてね!
- ウォーキング頑張ってね。でも頑張りすぎないようにね笑
忌み言葉を意識しすぎると書けなくなってしまいそうですが、親に送る年賀状ではキツめの忌み言葉を避けるくらいでよいのではないでしょうか。
余程マナーに厳しい親でない限り、「いよいよ」を使った!と怒られることは考えにくいですね。
2)感謝
- 昨年も今年も来年もお世話になります
- いつも仕送り感謝しています
- いつも美味しい野菜を送ってくれてありがとう!長生きしてね!
3)近況を報告する
- 昨年は仕事も順調に進み、残業続きだった生活もやっと落ち着いてきました
4)里帰りを約束する
- 元気ですか?また近々帰ります
- いつもありがとう 時間があるときは帰るね
- 今年こそ、彼女(彼氏)を紹介できるように頑張ります
- なかなか帰れないけど、今年は○月に帰るつもりです
5)子供の様子を伝える
- いつも○○の面倒をみてくれて大変たすかっています
- ○○(息子か娘の名前)がいつもおじいちゃんとおばあちゃんに会いたがっています
- ○○(息子か娘の名前)は最近○○にハマっています。テレビをみて真似をしている姿がとてもかわいいです!(できれば写真つきで)
親が近所に住んでいて、改めて年賀状で報告するまでもない場合は特に気を使う必要はないかもしれませんが、離れている場合も多いもの。そんな時はなるべく写真などで、近況を伝えるのも親は嬉しいものですね。
子供がいる場合は是非子供の写真などを添えて送りましょう。何度も読み返してくれるとおもいます。
さて、次は義理の親への文例を見てみます。
義理の親への一言文例
基本的には両親とあまり変わらず、相手を気遣う気持ちを込めて書きます。
———————————- ここから ———————————-
固めの調子
あけましておめでとうございます。
お父様 お母様は健やかな新春をお迎えの事とお喜び申し上げます。
離れております為、お会いすることが叶わず、ずいぶんご無沙汰しております。
(子供の事や近況などを書くとより親近感を増す)
寒さの厳しい中、どうぞご自愛ください。
やや砕けた調子
あけましておめでとうございます。
お変わりはありませんでしょうか。新年を迎えたのに、ご訪問したくおもっておりましたが、年賀状だけとなってしまい、残念に思っております。
(子供の事や近況などを書くとより親近感を増す)
まだまだ寒いですが、ご健康にご留意くださいね。
———————————- ここまで ———————————-
いかがでしょうか。アレンジして使ってみてくださいね!
結婚式に来てくれた人への一言文例
結婚し、はじめての年賀状をだす場合。結婚式に来てくれた人へだす年賀状には感謝の気持ちを込め、結婚式のことへ言及するのがよいと思います。以下の3部構成がスタンダードでしょう。
1)結婚式出席への感謝
- 昨年は私共の結婚式へご参列いただきまして、まことにありがとうございます。
2)結婚生活を報告
- おかげさまで夫婦仲良く暮らしています
3)前向きに頑張ることを報告
- これからも、二人で協力し合いながら、楽しい家庭を築きたいと思います。
- まだまだ未熟な二人ですが、温かく見守ってください!
- ○○家のような、暖かい家庭が築けるように頑張ります!
- 結婚式の時の誓いの言葉を忘れず、夫婦で手を取り合ってやっていきたいと思います!
これらを組み合わせた文例
- 昨年は私共の結婚式へご参列いただきまして、まことにありがとうございます。おかげさまで、結婚生活は夫婦仲良く、楽しく過ごしています。これからも、○○家のような、暖かい家庭が築けるように夫婦手を取り合って行きたいと思っています。
こんな感じです。感謝と報告と未来についての前向きな気持ちを伝えると、受け取った側もなんだか幸せのお裾わけをもらった気持ちになりますね!
結婚式前の場合の文例
これから結婚式をあげる、招待する予定である、という場面もあるでしょう。そんな場合には以下の文例はいかがでしょう。
1)新年の挨拶
- あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。
2)結婚式へ招待することを予告
- ○月に挙式を予定しております。改めてご招待差し上げます予定です。お忙しい中では有りますが、何とぞ、ご参列よろしくお願いいたします。
3)入籍予定時期を報告
- ○月に入籍予定です。
新居等の詳細は結婚後に改めてご報告致します。
1~3を盛り込むと、よいですね。実は過去・現在・未来の構成になっています。時系列で書いていることで全体がぐっとまとまります。親戚や友人に送る際は、言葉尻を少しアレンジするとよいでしょう。
子供の友達への年賀状
子供が保育園や幼稚園の友達に出したい、と言った時、ママの方は悩むと思うのですが手書きの宛名をちゃんとかけるのか、自分で代筆してしおうか、迷います。
ここは手助けをしてあげるのは必要かもしれませんが、親が宛名をすべて書いてしまうのは避けたい場合も・・・
子供同士の人間関係からママ友がつながる、ということを前向きに捉えるなら別。しかしそうでない場合、人間関係が深まる可能性が・・であれば子供に任せてしまうのが一番!
住所は親であるあなたが手助けしてあげ、あとはすべて子供に書いてもらいましょう。
宛名はどうする
小学生未満の場合
宛先はママと子供のお友達の連名にすると良いでしょう。
ベストは子供同士のやりとりで済ませることですが、少しでもママとのコミュニケーションがある場合は、まずはママを連名で出しましょう。
宛名
- ママ :田中花子 様
- お友達:たなかいちろうくん・たなかはなみちゃん
子供のお友達の名前はひらがなで書いてあげると良いでしょう。
小学生以上の場合
小学校生の場合はママへの連名はいらないでしょう。子供のお友達同士のやりとりで済ませることが可能になってくる年齢ですね。手伝ってあげながら、子供にやらせます。宛名も漢字を使って問題ないでしょう。
ママ友へのメッセージは・・
私のオクサマは一切ママ友を一切つくらないスタイル。徹底しています笑
子供のお友達同士のやりとりで済ませるとベストですが、どうしてもそうはいかないこともあるでしょう。
そこでオクサマに聞き取りをしてオクサマ視点からかいてみました。
まず、出す相手は子供が出したい相手がよいです。あなたが、ママで、ママ同士の付き合いを積極的に望んでいない場合はなおさらです。
コメントは必要最低限のことを手書きでさっと。心にないことを書かないのがポイント。
感謝の一言文例
- いつも○○と遊んでもらってありがとうございます
- いつもお友達付き合いいただき、ありがとうございます。
- 昨年は親子でお世話になりました
- いつもアドバイスいただきまして本当にありがとうございます
- 今年も親子共々よろしくお願いします
相手を気遣う一言メッセ―ジ文例
- 今年も楽しい一年をお過ごしください
- 幸せな一年をお迎えください
- ○○家にとってステキな一年になりますように
可能な限りシンプルにしました。ママ友との親密度合いにより、アレンジしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?色々な文例を紹介しました。親への一言は感謝、気遣い、近況報告などを伝えるのがよいですね。結婚式に来てくれたお礼をする場合は構成があります。
- 過去(来てくれた人へ感謝)
- 現在(結婚生活の報告)
- 未来(これからの展望)
このように構成すると、結婚の報告にもロジカルさがでますね。
子供の友達へ年賀状をだす場合は、なるべく子供を主体に。できるだけ親が手を加えないことがポイントですね。
人間関係を考えると、微妙に気を使う年賀状ですが、子供の気持ちを無視できませんね。頑張りましょう。