
退職後、大変お世話になった元上司にに年賀状で感謝の意を表したい時、ありませんか?そんなときの文例を紹介いたします。
逆に、退職後に元上司から年賀状がきて困ってしまうこともありますね。どちらかというとこっちのほうがあるかも笑
転職をすると、人間関係ががらっとかわってしまいます。あなたからは、出すのを忘れてしまっていたけれど、元上司が覚えていてくれて年賀状が届く、ということはありえることです。
そんな時の書き方を文例で紹介します。
Contents
退職後、元上司へ年賀状を出す時の文例
大変お世話になった、または恩義を受けた場合、年賀状を出したい気持ちになりますね。こんなときの文例を書いてみたいと思います。
構成
- 1)定形の挨拶
- 2)元上司への感謝、気遣い
- 3)近況の報告
この構成になっていると、全体が美しくまとまりますね。
文例1
明けましておめでとうございます。
○○部長はお元気にされておられますでしょうか?
私は新しい職場にもやっと慣れた所です。
日々の仕事で、○○部長から頂いたご指導を忘れないように
気をつけながら仕事をしています。
今後とも何卒よろしくお願いします。
文例2
新年のご挨拶を申し上げます。
在職中は○○部長にご指導いただきました。その結果、現在の私があると思っています。
新しい職場ではまだ未経験のこともあり、悪戦苦闘しておりますが、○○部長の元で鍛えて頂いたので乗り切れそうです!
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど賜れれば幸いで御座います。
文例3
謹賀新年
○○部長はお元気でいらっしゃいますでしょうか?
○○のプロジェクトは順調でいらっしゃいますか?
私は○月から現在の会社で仕事をはじめはや○ヶ月がたとうとしています。新しい会社での仕事では、○○部長のもとで経験したことが活かせています。
○○部長の元で仕事をできて本当に良かったと思っています。
今後も精一杯頑張ってまいりたいと思っています。
また、機会を見つけて、ご一緒させていただければと思います。
○○部長とご家族の皆様にとって新しい年がよい年でありますよう心からお祈り申し上げます
退職後も関係を持続させたい上司がいる、というのは大変ステキなことですね。こんな場合は感謝と近況報告をすると上司も喜んででくれるでしょう。
場合によっては、飲みに誘ってくれるかもしれません。
退職後、上司から年賀状を貰った!
退職後に元上司が年賀状をくれた場合、あなたはどう思いますか?
「うーん、困った・・・」という思いをすることもあるでしょう。
会社の人間関係はよほど気が合う者同士でなければ、合わないほうが多いと思っています。
なかには会社を辞めても付き合いが続くこともあります。しかし、多くの場合、「ヨコのつながり」ではないでしょうか。
よほど、目をかけてもらい、育ててもらい、普段からの付き合いもある上司の場合、年賀状がきて面食らうことはないでしょう。
しかし、面食らう、ということは、あなたが人間関係として持続したい、と思っていない相手からの年賀状でしょう。
返事を返さない
思い切って返事をしない、という手も有ります。人間関係を断ち切ってしまうというのは潔さがいります。しかし、退職後もどこでどうつながるかわからないのが、人間関係。
以外と10年以上たってからばったり再開することもあるのが世の中です。もし、よほど大嫌いな上司でなければ、返事は丁寧に返すのがベターですね。
しかし、中には生理的に受け付けがたい上司も中にはいるでしょう。人間好き嫌いがあって当たり前です。「嫌」とおもったら返さなくて正解です。
丁寧に返事をする場合の文例
以下の気持ちが少しでもあれば返事を書くのがよいと思います。
- 恩義を感じている
- 目をかけてもらった
- お世話になった
世の中、広いようで狭いものです。どこでつながるかわからないのが人間関係です。二度と会わないだろう。と思っていてもどっこい、何年もたってからばったりあって人生を左右するような人間関係に発展することも皆無ではありません。
あなたが「嫌」な気持ちがなければ、これも人間関係です。しっかり返事を返すのがベターです。
元上司に送る年賀状で気をつけたいこと
退職前に勤務していた時の気持ちで書きましょう。元上司にとっては、あなたは部下のままです。あなたは新たな職場でスタートをしていますが、元の上司は元のままであることが予想されます。
おそらく、元のままであるから年賀状を出してくれると推測できます。上司も転職していたり、降格していたらわざわざ年賀状をくれたりはないでしょう。
退職後、元上司に宛てた年賀状の文例
では具体的な文例を見ていきましょう。まず、構成としては以下のようになっていると良いでしょう。
- 1)定形の挨拶
- 2)年賀状を頂いたことへのお礼
- 3)元上司への感謝、気遣い
- 4)近況の報告
この構成になっていると、全体が美しくまとまりますね。
文例1
明けましておめでとうございます。
この度は年賀状を頂戴致しまして誠にありがとうございます。
○○部長はお元気にされておられますでしょうか?
私は新しい職場にもやっと慣れた所です。
日々の仕事で、○○部長から頂いたご指導を忘れないように
気をつけながら仕事をしています。
今後とも何卒よろしくお願いします。
文例2
新年のご挨拶を申し上げます。
この度はご丁寧な年賀状を頂戴致しまして誠にありがとうございます。
在職中は○○部長にご指導いただきました。その結果、現在の私があると思っています。
新しい職場ではまだ未経験のこともあり、悪戦苦闘しておりますが、○○部長の元で鍛えて頂いたので乗り切れそうです!
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど賜れれば幸いで御座います。
文例3
謹賀新年
○○部長はお元気でいらっしゃいますでしょうか?
○月から現在の会社で仕事をはじめはや○ヶ月がたとうとしています。新しい会社での仕事では、○○部長のもとで経験したことが活かせています。
○○部長の元で仕事をできて本当に良かったと思っています。
今後も精一杯頑張ってまいりたいと思っています。
また、機会を見つけて、ご一緒させていただければと思います。
○○部長とご家族の皆様にとって新しい年がよい年でありますよう心からお祈り申し上げます
基本的には、こちらから出す場合と同じ。上司から先に貰ったことへのお礼を書き足すだけです。
受けた恩義があるならば、もしくはある、と思うならば、お返事はしっかりしましょう。これも縁ですから年賀状一通で縁をつなぎ、将来の縁を紡いでいる、と思うよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?文例を紹介致しましたが、退職後、元上司に送る年賀状は3段構成が美しくまとまります。
- 1)定形の挨拶
- 2)元上司への感謝、気遣い
- 3)近況の報告
上司は部下からの定形的年賀状にうんざりしているもの。そんななか、退職後の元部下からの年賀状はとても嬉しいものです。
是非よい縁を築いていきたいものです。
逆に望まない元上司からの年賀状も同様に、よほど嫌悪感がなければ丁寧に返しましょう。これも縁ですから、将来あなたの助けになってくれるかもしれません。構成は上の3段構成を4段構成にしただけです。
- 1)定形の挨拶
- 2)年賀状を頂いたことへのお礼
- 3)元上司への感謝、気遣い
- 4)近況の報告
シンプルですね。元上司はあなたの最良のメンターになってくれるかもしれない人です。あなたにわざわざ年賀状を出してくれるのですから、多少複雑な気持ちがあっても良縁と思って丁寧な返事をこころがけるのがよいと思います。