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人間関係がうまくいかないのは病気か障害のせい?関係改善策4選!

人間関係がうまくいかず、病気や障害を疑うことありませんか?これは難しい問題です。関係改善の具体的な方法もあわせて一緒に見ていきましょう。

人間関係がうまくいかないのは理由がある?

人間関係で悩んでいるあなた。どこに問題があるのでしょうか。分けてみます。

  • 相手の問題
  • あなたの問題

多分この2つ以外にありません。もしかしたら、あなたは、自分に問題があるのではないか、と考えているのではないでしょうか。しかし、人間関係は2人ないしは複数の人間の間での関係性です。

人間関係がうまくいかない理由を自分にだけ求める必要はありません。ではさまざまな人間関係があるなかで、よい人間関係とはなんでしょうか?

それは損得ぬき、でお互いがお互いをおもいやれる関係でしょう。

職場、家庭、学校。思いやれる関係が根本にあると思います。ちなみに、私は友人が多くありません。片手で数えることができるほどではないでしょうか。

しかし、少ないことを思い悩むことは一切ありません。なぜならば、人間関係は家族ですら難しいから。だれでもです。面倒ですし、煩わしいもの。(主観ですので違うご意見も多々あるでしょう)

私は少数の家族と少数の友人とメンターがいれば大満足。人生十分豊かであると思います。

いついかなる場面でもよい人間関係を築こうとするとそれだけしんどい思いをすることになりますので、必要最小限の人間関係を構築すればそれでよい、という点をスタート地点にしてみます。

そうすると、結構大部分の人間関係の悩みはどうでもよくなるんですよね。

病気や障害に原因があることも

発達障害と呼ばれる病名

アスペルガーやADHDなどの発達障害、と呼ばれる病名があります。
私も、自分の集中力の欠如に悩んだことがあり、臨床心理士に相談したことがあります。詳しくはこちら

ここで、「障害」という言葉への私の見解をのべて置きたいのですが、障害という言葉はあまり適切でないようにおもっています。発達障害という言葉は劣っている、というような印象を与えるからです。

私は発達障害という言葉により、自身が「障害をもっているんだ」という認識をもち、自分に劣等意識をもつ人がいることをとても嘆かわしいとおもいます。

なぜならば、「発達障害」というのは性格の特徴でしかないと思っているからです。脳のつかい方の癖、とでもいいましょうか。

自分で自分の後ろ姿をみることはできないように、自分の癖、は自分では気づかないのです。そして、性格を変えることは意識するしかないです。という意味では発達障害と呼ばれる特徴は自分ではなおしづらいです。

具体的にどのような特徴があるのか、ということを見ていきます。

アイコンタクトが苦手

会話をするとき,相手の目を見ようとしない

集団内でもマイペースをキープ

  • 集団の中でも自分の世界に浸る。
  • 集団の中にいてもあまり関係ない。
  • 周囲へは関心を示さない。

相手との距離感がつかめない

  • 顔を不自然に近づける
  • 目の前に相手がいても必要以上に声がおおきい

親密な付き合いが苦手

相の好意が苦手に感じる

?無表情、抑揚がない

とっつきづらい印象。無表情で、声にアクションが乏しい

言葉の理解や表現が苦手

「行間を読む」や「空気を読む」ということが苦手。

相手の立場を考慮できない

  • 目上の人にも友達のように話す(上下関係があまり理解できない)
  • 親しい関係でも丁寧過ぎる接し方

?相手の気持ちを察するのが苦手

  • 延々と一方的に話す
  • 相手のうんざりした表情を理解できない。

社交辞令や冗談・嫌味などが通じない

言葉の一歩先の意味を理解しづらい。あれ、どういう意味かな・・とは考えない傾向。たとえば・・・

上司「この書類読みにくにな」→「そうですね」でおわってしまう

思い込みが激しい

自分の考えだけが正しいと信じ込み、他にも考えがあることに思いが及ばない。

?正論を追求

  • 些細な違いも、訂正しないと気がすまない
  • 目上の人であっても、思ったことをそのまま言ってしまうので場の空気を悪くすることも。

上記のような特徴があります。人間関係がうまくいかないというのはこれらの特徴に原因があるのかもしれません。

たしかに、病気や障害、と呼ばれる特徴が人間関係をつくる上で構築の壁になることがあるかもしれません。

私の周囲にも上記のような特徴のある人は数人います。しかし、彼らが皆、人間関係がうまくいかない、と悩んでいるかというとそうでもないようにみえます。

うまくいかないことの原因にはアサーティブな関係を意識していないこともあるのかもしれません。

アサーティブとは・・・

自分も大事にしながら、相手との関係性を良好に保てている関係のこと。以下、書籍を紹介します。

https://www.amazon.co.jp/dp/4072850500

以下は書評からの抜粋です。

無条件で自己否定してしまう人
意見(思ったこと)を飲み込んでしまう人
人の考えに違和感を感じながらも否定できない人
本人が、その苦しみに無自覚なこともあります。
そんな人への助けになる、かもしれない本だと感じました。

もし、あなたが人間関係上で悩んでいるのならば、必ず気づきがあるとおもいます。

感情の麻痺があるのかもしれない

幼少のころより、精神的苦痛を我慢し、自分の感情を抑圧している人がいます。これら、幼少より刷り込まれた癖のようなものが、他人とのアサーティブな関係づくりに障害になっている可能性はあるかもしれません。

発達障害と呼ばれる特徴をもつ人は、知能的には平均値よりもむしろ高いこともあり、医師や弁護士などの職業についている人も。

私の友人もその特徴がありますが、一部の能力がずばぬけて高いです。しかし対人関係はすこし苦手な印象。

世の中の「発達障害者」は、経済的な成功をおさめている人も多く、大人になるまで気づかずに過ごす人もおおいのです。

このように知能がむしろ高いくらいなので、親も子供の特徴に気づかず、しつけをしているつもりで、否定を繰り返すことがあります。

視線をそらす行動など

  • なにか隠していないか(親や教師)
  • 嘘をついていないか(親や教師)
  • 自分のことを嫌っているのか(友人)

たとえば、上記のような癖が、周囲からは否定的な見られ方をするのです。それが周囲からの接し方に現れ、それが続くと、本人も自分がわるい、と確信を固め、自分の特徴を殺し周囲に合わせるようになります。

その結果、自分の感情を表にだすことを早い段階で辞め、自己表現が上手でなくなり、周囲とうまくコミュニケーションが取れなくなります。

これらは相手にとって、心地よい距離感をうまく構築することへ、気付きを得る機会がなかっただけ、ということだとおもいます。

人間関係ができるときは距離感で近づいていくものでもあると思います。しかし、距離感は微妙な関係の満ち干きで学び取っていくもの、苦手な人がいるのは確かな気はします。

これは、自分で治すことはなかなか困難です。メンターの助けがひつようかもしれません。

もしあなたがこれらの特徴を備えている場合、またそうでない場合も改善のために以下のサイクルを試してみることは価値があると思いますので紹介します。

人間関係改善策4選

あなたが仕事上や友人間での人間関係に悩んでいるなら、以下の4つを試してみる価値が有ります。改善のためのサイクルです。

  1. 原因を推定し真剣に向き合う
  2. 原因を潰すため、人に相談する
  3. 関連書籍を読む
  4. ある程度努力したら、諦めも肝心。断捨離だ。

一つづつ見ていきましょう。

1)原因を推定し真剣に向き合う

あなたが人間関係を改善させたい、とおもっているならば、原因を探ってみます。これは第一歩になります。

人間、自分を客観視することはなかなか出来ません。たとえがよいかどうかわかりませんが、あなたに就職活動の経験があれば、自分のことは案外わかっていないことにきづきませんでしたか?

自分の背中が見えないように、自分ではどうしても気づかない部分はあるのです。

原因に気づいてもそのことを改善しよう、という確信を持てるには相当インパクトのつよい出来事でもない限りやらないでしょう。

ですので、自分の中の原因を改善するには人に聞くことです。あなた、という人間を知るためには、あなた一人で考えるよりは人にきくことが大変有効なのです。

その前に、まずは、自分が人間関係で改善させたいと思っていることを深掘りしてみます。そのうえで、これが原因かな、と思うことを箇条書きなどであらいだしてみます。

2)原因を潰すため、人に相談する

信頼のおける心理士のセラピーを受けるのはオススメです。職場や友人関係のことをなかなか人間関係での悩みを打ち明けづらいですよね。

最近はメンタル相談室がある中学や高校もあるようで、メンタル相談が一昔前よりも随分一般的なものとして定着した感があります。積極的に利用するとよいと思います。

私はたまたま、不定期に通院している心療内科の先生に心理士への相談を紹介されたのですが、話を聞いてもらうだけでもなんだかスッキリするものです。

改善策1)で原因をまとめたのは、相談まえに事実をスムーズに伝えるためです。

思いもよらぬアドバイスがあるかもしれません。私も自分でも気づいていないことを指摘いただきました。他人を頼るのは非常に前向きな行為といえます。

3)関連書籍を読む

関連書籍で知識をふかめます。正しい知識を得ると、行動にも無駄がなくなります。あなたが人間関係を改善したいと思っている具体的な事例について、2)で受けたアドバイスをもとに、周辺分野の知識を深めます。

このことで、あなたは自分の行動に自信を深めることができます。

4)ある程度努力したら、諦めも肝心。断捨離だ。

自分の努力は最大限にする。しかし、無理なこともある、とある程度はあきらめる気楽さも一方では持っておきたいです。

私はいままで悩んで来ましたが、全て自分が悪いとは思っていません。人間関係がうまくいかないときは相手にも非があると思っています。

人間関係は本来イーブンなものなので、自分が悪い一方で、相手も悪いのです。自分が改善できることを改善したらあとは時間にまかせ、それでもうまくいかないときは「あ、そうか」と思って諦めます。そのくらい執着をしないくらいが精神的に健全です。

まとめ

人間関係がうまくいかない、と悩んでいる場合、原因は相手、自分のどちらにもあると思います。病気や障害、という言葉を使うのはごく一般的になっているようですが、ここではその呼び方を特徴、と呼びます。

劣っているような印象を与えるし、あなたがもし、自分が病気や障害である、と診断されたのであれば、本人であるあなたの普段からの意識にネガティブな影響を与えかねないからです。

発達障害、という言葉でカテゴリーされる人の特徴をあげみましたが、これらの特徴があるから人間関係が困難である、とは必ずしもいえません。

特徴が際立った部分があるのかもしれませんが、そこに原因をもとめ、改善するよりも精神的に健全な、アサーティブな関係づくりの発想を持ちたいです。

あなたがもし改善したい人間関係があるのならば、最大限に効果的なのは人に聞くことです。不安もやわらぎますし、自分に欠点があるならば、気づくきっかけになります。最後は断捨離。

人への執着は自分を縛ります。人間関係のミニマリストになると、人生がより豊かになるかもしれません。

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