会社が合わない、人間関係が辛いのは、 私も嫌と言うほど理解できます。個人事業主となった今、人間関係の辛さからは解放されましたが、 会社という組織の中での人間関係はあるし独特の辛さと、閉塞感がありますよね。涙が出るほど辛いことや悔しいこともたくさんありますよね。
私は過去に会社を3回 やめています。結果的には会社を辞めて良かったと思っています。会社員の職場での生活は、非人間的すぎる。私には耐えられませんでした。今回の記事では私の経験を踏まえて赤裸々に語っていきたいと思います。
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会社が合わないのはどのような状態か
会社が合わないってどんな状態なんでしょうか。私個人的な経験からすれば、転職してから「会社があう」も「合わない」も両方経験しました。
ちなみに会社が合うというのは上司が合うということとイコールだと思います。
上司と合わなければ会社が合わないとなると思います。特に中小企業はその傾向が強いでしょう。
大企業の場合は会社が合わないではなく「この部門は合わない」という表現になりがちなのではないでしょうか。
会社として、 倫理的にどうなの? ということをやってる場合は、会社が合わない、となるとは思います。 この記事では人間関係に焦点を絞ってお話をしたいと思います。
人間関係が辛いのはどのような状態か
人間関係が辛いというのはどのような状態でしょうか。同僚とコミュニケーションがうまくいかない?あるいは同僚とは仲良しだが、上司が気難しい?孤立している?
ちなみに私は会社での人間関係は、組織(あるいは集団) どれだけ自分をフィットさせることができるかに尽きると思います。
人が複数集まるとその集団の中で使われる言葉は似てきますし、志向性も少しずつ近いものになると思います。逆に言えば、そこにフィットしようとしなければ、その小集団に入ることはできないでしょう。
私の場合は、 志向性や考え方、大事にする軸が著しく異なる人と仕事をするのは時間の無駄だと感じましたので、 集団にフィットするのを一切やめたのが30代後半ぐらいです。
そうすると集団からも緩やかに外れてきました。その結果何が起こったか。
よかったこと
- 付き合い残業が一切なくなり定時で帰れるようになった
- 重要でない仕事を極力やらないようになった
- 自分の時間をたくさん持ってたため、定時退社後に、 コーチングの練習や人脈形成や楽曲制作を進めることができた
この仕事ってどんな意味があるんだろう、と答えられない仕事はやる前に目的を考えてみると良いと思います。しかし、盲目的にこなすことだけを求めてくる職場では改善は望めません。
ここはマネージャーの責任になるでしょう。ボトムアップ型の職場の場合は、意見を出してと求められることはありますが、 マネージャーが決定を避ける職場では、あまり変わらないことが多いでしょう。
私は総務部門でした。雑用的な庶務の仕事も結構入ってくる職場だったので、 ほぼやることはありませんでした。
辛かったこと
- 会社では必要最小限の会話しかしなくなった
- 情報の伝達スピードが遅くなった
必要最小限の会話しかしないというのは地味につらいですよね。 上記は私の事例ですが、もっとドロドロ・ギスギスとした人間関係もありますよね。
あからさまに無視されるとか、みんなの前で文句を言われるとか。場合によっては全員に cc でメールをつけてお叱りメールを 送られたりとかもあります。
これらは私が実際に体験したことです。はっきり言ってめちゃくちゃしんどいですし、我慢をするとうつ病になったり、適応障害になったりします。実際に私は軽度のうつ病になりかけました。
涙が出るくらいなら転職や他の道を考える
もしあなたが涙が出るぐらい、会社で我慢をしているのであれば他の道を探ることが良いのではないかと私は考えます。私も会社で2・3回ぐらい泣いたことがあります。
情けなくて。その当時は20代、 30代の時にも一度ありました。 めちゃくちゃ情けないですよ笑 筆者は男なので、会社で涙を流して泣くことには死ぬほど恥ずかしいです。
精神的に追い込まれて、メンタルを壊してしまう方は何度も見てきましたけど、こと自分の場合になるとやはり情けなく感じたのを覚えています。
涙が出るくらいならその職場に固執しない
冷静に考えて涙が出るくらい辛い職場では続きません。職場にフィットするフィットしない、がとても重要で、涙が出るぐらい我慢してる状態はフィットしていない状態だと思います。
私は40代で会社員を辞めましたが、ほぼ我慢の歴史だったと思っています。会社員としての働き方 に幸せを感じた ほぼありません。
ただし、 社会保険料払ってくれたら有給休暇があったり毎月給与が保証されていたり素晴らしい環境を整えてくれた。会社員であることの最大のメリットは生活の不安がないということでしょう。
しかし人間なので、楽しく働きたいですよね。 涙を流しながら働くならば別の道を考えるべきでしょう。精神的健康に良くない。今の世の中、何やったって食べていけるんです。
実は道はたくさんあるんだということを知ると、 霧が晴れるように楽になりますよ。
最後に
会社が合わない、人間関係が辛いのならば、あなたはもう十分に努力をしているはずです。人間関係で涙が出るくらい辛いのならば他の道を考えるのも一つでしょう。
ただし、 人間関係も問題ない、会社の文化にもフィットしている、 スキルが足りないだけなのであれば、ちょっと頑張ってみるのも考えてもいいかもしれません。
石の上に三年という言葉があるのですが、 よく誤解を受ける言葉の一つだと思います。
努力をして結果が出るまでには時間がかかります。ウォルトディズニーがディズニーランドを作って大成功するまでに、 解雇された経験と、 会社を3回 倒産させています。
ヘンリーフォードも2回の破産を経験しています。つまり、才能があってすごい人だけが大成功するのではなくて、たくさんの行動と、 チャレンジと、 思うようにいかない経験が突き抜けた成果をうみます。
筆者は毎日曲を作っていますが、このブログを書きながらもっと行動を増やしていきたいと感じました。 ではまた次回を楽しみに。