会社で、役割として与えられているタスクが難しく、仕事できない状態。つらいですよね
自分はそもそもこの仕事に適性があるのか、 仕事できない人間なのかもしれない。相談できる先も併せて解説していきたいと思います。
仕事できないとはどういう状態か
今日は仕事できないと感じるのはつらいですよね。 無力感もありますし、どんどん受け身になります。
「仕事できない」状態を無理やり定義すると求められる仕事のレベルを提供できてないということだと思います。
これだけだと、特に悩むことはないでしょう。 私もできないことがたくさんあって、 自分は仕事できない人間なんだ、悩んだことがあります。
仕事できない社員は会社の中での地位を著しく脅かされます。シンプルですよね、人間は自尊心がありますので、 自尊心を満たすことができないわけです。
私の経験談をお話しします
他人から認められない、 自分で自分を承認することもできない状態。 これはつらいです。人に対して積極的になることもできず、さらに孤独になる、という悪循環も生み出しかねませんね。
私が最初に就職したところは病院でした。 病院の総合職として就職したので、 まずは現場や!ということで、病院の請求事務の仕事をしました。その当時の私は全く能力を発揮することができませんした。
初めての就職、周りは全員女性、ものすごく緊張し、前に気づかれ。その結果、あまり眠れなくなり、 毎日疲れた状態で出勤。仕事が覚えられず、 ミスを連発。バカだと思われ、周りの態度がだんだん変わっていくのがつらい。
バカだと思われているだろうな、と思うと消えてしまいたくなるぐらいつらい。
一回あったのが、チェックの仕事での出来事です。
医療事務の現場では毎月の恒例行事です。
カテゴリーに分けられたレセプトの束がたくさんあり、その束を計算機で点数の合計をしていくのです。20年ぐらい前の話ですから、電卓でやっていました。
一つの束を一人が計算して、 二人目が計算して数字が一致すれば OK。
その時私はチェック係をしておりました。一人の岩計算した点数と合わない。 何度計算しても合わない。最強に緊張しました。
どうしよう、なくしたのかもしれない。
レセプトの束は何百枚とあったので、恵さんにも時間がかかりますし、他の仕事もやりながらの計算なので、机の中にレセプトの束をしまい込んだりすることもあります。
その過程でレセプト来なくなることはありえるのです。
点数が合わないことに冷や汗をかいた私は、チェックしてくれた方に早く申し出ると良かったのですが、 数時間そのままにしてしまいました。
当然ながら点数があってないとおかしいということになりますよね。やはりおかしいということになって、 私がなくしたレセプトの紙を全員で探すという事態に。
私は顔面蒼白状態。女性の先輩たちが大変怖く、ストレートに文句も言われました。しかし今思えば大した出来事ではなかったのです。
一枚レセプトがなくなってみんなで探しましたという、 それだけのことです。今同じ事が起こっても、 自分を責めたりしないでしょう。しかし当時の私は、死にたいぐらいの気持ちでした。つらい、つらすぎる。
その後仕事ができるようになったのか
長い年月の中で、仕事能力は高まりました。 能力を発揮しやすい仕事、しにくい仕事は確実にあります。
それから能力を発揮しやすい環境、 しにくい環境もあります。これは人によります。誰にでも当てはまるものはありません。
ストレスを感じやすいか、 感じにくいか、 適度にストレスがあるほうがパフォーマンスを発揮できるのか、ない方が発揮できるのか。
仕事で能力を発揮しやすい万人に当てはまる環境というのはないんです。
このことに気付いたのは30代の後半になってからです。一社しか知らない状態だと、特に若い方は仕事できる、仕事できないはその会社の判断軸が全てと勘違いしてしまいがちです。
しかしある職場で仕事できないと判断されたとしても、環境を変えると真反対の評価になることがよくあるのです。
これは一人で悩んでいても解決しない問題だと思います。
相談をする
会社の中で相談するのも良いでしょう。しかし会社の中では解決しないことがほとんどですから、専門の相談先を探してみるのがおすすめです。
私の場合は、以下のことを試しました
- 臨床心理士のカウンセリングに相談
少ししんどく感じているのならばカウンセリングは良いでしょう。気軽に受けることができます。私は一回3000円のカウンセリングを3月に1回程度受けていました。
臨床心理士のカウンセリングを受けるには、個人で開業されてる方を探すのも良いですし、心療内科経由で受けるのも方法です。
リンクを貼っておきますので参考にどうぞ。
- 転職で環境を変えてみる
会社の文化が変わると評価されることもガラッと変わることがあります。 思い切って業界を変えるのも手です。
私は医療業界、 化粧品業界、化学品業界をみました。 化粧品会社はわずか半年足らずで退職したのであまり業界のことは分かりませんでしたが、業界による 文化、商
慣習の違いが確実にあること確信しました。
医療業界は、リスクに過敏なぐらいリスクを排除することが特性です。
ですので、 正確にミスなくが正義になりやすいです。
化学品業界(それも原料ビジネス)は変化に乏しい業界。変化を嫌う業界です。なので、きっちり丁寧が正義ですね。
- コーチングを受ける
コーチングとは、 あなたの理想とする姿をあなたが実現できるように、 一緒に伴奏するスポーツコーチのようなイメージです。コミュニケーションの一つです。
コーチングでは、 評価のジャッジもしません。
あなたがなりたい姿になれるような努力をあなたの横で応援するイメージです。
コーチングではあなたが自立した人間であり、創造性に富んだアイデアを持っており、実行できる実現できると信じます。
これは不思議なもので、自分が自分の事を信じていなくても(自信のない状態)、 あなたの事を信じてくれる人がいれば、あなたは能力を発揮し、あなた自身の課題を解決することができます。
- なんでもいいから似たような悩みを抱えた人のコミュニティを 見つけてみる
私はコーチングを学ぶコミュニティに入って、 たくさんの人とのコーチングを経験しました。コーチングのスクールによっては100人のコーチングを認定要件にしているところもあり、多くの方とコーチングをすることによってコーチングの能力を伸ばしていくことができました。
コーチングコミュニティでは、基本的に相手を承認する文化が出来上がっているので、できないことを評価したりしません。
多くの方とのコーチング練習の中では、リアルな相談をしました。いつの間にやら自己効力感、 自己肯定感が事後の中に 音出している状態になりました。
実際私だけではなくて、 コーチングを学び始めて人生が変わる方を何人か見ています。驚くぐらい、人生に対し積極になる方もいます。
ここではコーチングの話をしましたが、自分と同じような境遇を語れる人が集まっているコミュニティであれば何でも良いのではないでしょうか。
Facebookや、 Instagramでも検索してみると出てくると思います。
他にもあるかもしれませんが、私の場合、試したことは上記でした 。人間には得意不得意が必ずあります。
並の身体能力の人はいくら努力をしてもサッカー選手にはなれません。 自分の特性を知って強みを伸ばしていくことに気づくことが、自分のキャリアを切り開いていく第一歩。
強みに気付くには、ストレングスファインダーのような客観的なテストを受けてみるのも良いでしょう。
最後に
基本的に会社というのはストレスが高いものです。 私は、 親しい友人と会うのもストレスないわけではありません。
他人と接するのはストレスがかかるものです。家族でさえも ストレッサーになります。今回の新型コロナウイルスの影響でテレワークを始められた方は多いでしょう。
テレワークをしてみて、いかがでしたか?カルビーなどは、6割以上の社員が、テレワークを希望したそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98c39d798c3eac12ecf9d53da134b626706ec28
みんな会社ではめちゃくちゃ我慢してるということですね笑
給料は我慢料だ、と言った人がいますが、いつまでそれを続けられますかということですね。会社がつらいのはほとんどの会社員の共通の悩みでしょう。
また、あなたが仕事できないと思ってるのであれば、強みを探してみたり、相談をするのはとても良い選択肢でしょう。
ではまた、次回おたのしみに。