会社のやってることがおかしいと思ったあなた。辞めたいと思った時が辞め時です。日本には420万社の企業があると言われており、その会社の数だけ経営者がいます。経営者の考え方=文化になると思います。
私は3社経験していますが、それぞれに文化がありました。そしてその文化は企業トップの考え方や人柄にかなり影響を受けてることがわかります。一緒に見ていきましょう。
Contents
私が感じた会社の「おかしい」
理念の唱和
理念や、社訓の唱和はよく行われていますよね。何がおかしいのかと言われそうな感じですが、私は絶対おかしいと思う。
あなたは会社の理念に共感して入社しましたか?実際にそういう方もおられるかもしれません。
理念に共感するというのは、入社の動機としてすごく良いと思います。 しかし実態として 理念を大事にしている会社がどれくらいあるのでしょうか。
理念を掲げ、形だけのものになってる会社も少なくありません。額縁に入って飾られている会社などはその典型でしょう。
私が転職した2社目の化粧品会社では毎月全体朝礼がありました。この全体朝礼で、理念を唱和するコーナーがあります。会議室に社員が200名ほど集まり、全員で大声で理念を唱和するのです。はっきり言ってキモいです。 入社一回目の全体朝礼で辞めたいと思いました。
入社した当初に感じる違和感は忘れてしまうと、思考力を奪われてしまっているという証拠です。注意!
全体の朝礼
全体の朝礼も意図が明確な朝礼は良いと思うのですが、みんなで集まってやる気を高めるためになっているのであれば、それぐらい個人に任せてあげてほしいですね。
未だに朝礼を行ってる会社は多いでしょう。私の働いていた一社目の会社では、毎朝、朝礼が行われていました。
8時50分になるとその日の朝礼係さんが「朝礼始めます」 とオフィス中に 呼びかけます。そうすると全社員が立ち上がり、朝礼に応じます。
ここまではおそらく普通です。やっている会社も多いでしょう。しかし何のためにやってるのか、社員全員が分かっていなければその朝礼はなくすることができるはずです。
これは私が働いていた一社目のケースです。 一社目だったのでおかしさを感じませんでしたが、めちゃくちゃ無駄な時間だと思います。
研修で感謝の強要
私の経験ですが、入社時に研修に出席し、研修の運営者である方が司会をし、研修の開始時に研修の決まりごとを説明してくれました。
「研修は一週間行います、開始時と終わりの時に、お願いします、ありがとうございましたと言ってください」
研修講師に感謝の意を表すのは素晴らしいこと。しかしお願いされるものではない笑
これも、軽いですがおかしい認定でしょう。
ゴルフの強要
ゴルフが仕事として成り立ってる会社未だにありますよね。 私が働いていた会社のゴルフは仕事としてみなされていました。
経営層が平日にゴルフをしに海外に行くこともしょっちゅうでした。その結果、会社全体で 遠方への出張やゴルフは野放し状態に。もちろん休日もです。
この問題はなかなか難しくて、実際に遊びが「コネクション」を強化するツールとして機能しているので、業界全体として成り立っているわけです。
働く側としてこれはハッピーに感じるのであれば幸せでしょう。これは会社というよりも業界全体としておかしいと言わざるを得ないでしょう。
変化が少なく安定した業界や会社は、取引先との人間関係作りにどうしても力が向きがちです。接待やゴルフはその典型でしょう。
私は営業職じゃないので、 一切ゴルフはしませんでした。かわいそうなのは新入社員で、 入社したらゴルフもオススメされます。 新入社員はおしなべてゴルフを始めます。辞めたいと思う人もいるでしょう。
接待
おかしいビジネス慣習の一つに接待があります。これは日本の文化と言ってもいいのではないでしょうか。
定時以降に取引先の人とお酒を飲むことが良いことで、社内でも推奨されている文化がある会社があります。
そのような文化がない会社で働いている方はびっくりするでしょうか、実際に一次会は経費として認められるケースも。
場合によっては2次会も認められることもあります。どんな店にいってるか、領収書を見たら分かるのですが、明らかに夜の店にいっているケースも。
私ならすぐ辞めたいと思います。
年賀状の慣習
会社内で年賀状がやり取りされてる会社は未だに多いでしょう。しかし会社内のコミュニケーションに力を抜かない会社はおかしい。
(年賀状のやり取りを)やめたいと思っても一人だけやめると白い目で見られるので、やめられない。
どう考えても、年賀状の意味を見出すことができない私がおかしいのでしょうか。
特定の人の過剰な長時間労働
ありがちな例に中間管理職の社員が休日労働をしていること。これはおかしいです。
中間管理職になる方は、40代の方も多いのではないでしょうか。ギリギリ、がむしゃらに働くことが美徳である価値観を持たれてる方も多いです。私の会社では課長クラスは毎日曜日に出社し、 夜遅くまで働いているケースをよく目にしました。俺が仕事が遅いから、 とよく言ってましたが、絶対おかしい。
そんな状況を改善しなければならないのはさらに上のポストの方です。最終的には経営者です。放置をしているということがおかしいと思います。
社内のやりとりがメール
コミュニケーションツールとして、 LINE WORKS や、チャットワークは非常に優秀です。ものすごくコミュニケーションスピードが速い。余計なことも書かなくて良い。
私はメールに時間をかけるのがものすごく嫌なので、つい手を抜いてしまうことがあります。
私ができていない部分でもありますが、上司からメールの文面に注意を受けたことがあります。会社を辞めたいと思った瞬間です。
社内のやりとりに、「○○課長様」など役職名をわざわざつけ、文末に署名までする慣習が未だに残っているのであれば、経営感覚としても、マネジメント感覚としてもおかしいでしょう。
経営者の人柄が文化になる
経営者が60代以上の会社は未だに多いでしょう。 日本の経営者で最も多い年齢層は65歳から 69歳。 つまり高齢者です。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_6_1_2.html
上に挙げた、 会社の「おかしい」は経営者の感覚によるところがかなり大きいと思います。
日本の企業文化はメンバーシップ型と 呼ばれる、雇用環境からの影響も大きいでしょう。一口で言うと、メンバーシップ型とは人に仕事をあてがうスタイル。これに対して説明されるのがジョブ型。 仕事に人をあてがうスタイル。
新卒一括採用で終身雇用制で人を雇い、やめたら新卒で補充する。つまり、 長期で人を雇って少しずつ階段を上っていくスタイルが 日本型雇用です。そうすると会社の中で村社会 が出来上がっていくわけです。
トップの考え方が多少おかしくても、トップに逆らうとそれは死を意味しますので、おかしい文化でも変わることがないというからくりになっております。
会社 おかしい 辞めたい
会社のやってることがおかしいと思ったあなた。辞めたいと思った時が辞め時です。日本には420万社の企業があると言われており、その会社の数だけ経営者がいます。経営者の考え方=文化になると思います。
私は3社経験していますが、それぞれに文化がありました。そしてその文化は企業トップの考え方や人柄にかなり影響を受けてることがわかります。
一緒に見ていきましょう。
私が感じた会社の「おかしい」
- 理念の唱和
理念や、社訓の唱和はよく行われていますよね。何がおかしいのかと言われそうな感じですが、私は絶対おかしいと思う。
あなたは会社の理念に共感して入社しましたか?実際にそういう方もおられるかもしれません。
理念に共感するというのは、入社の動機としてすごく良いと思います。 しかし実態として 理念を大事にしている会社がどれくらいあるのでしょうか。
理念を掲げ、形だけのものになってる会社も少なくありません。額縁に入って飾られている会社などはその典型でしょう。
私が転職した2社目の化粧品会社では毎月全体朝礼がありました。この全体朝礼で、理念を唱和するコーナーがあります。会議室に社員が200名ほど集まり、全員で大声で理念を唱和するのです。はっきり言ってキモいです。 入社一回目の全体朝礼で辞めたいと思いました。
入社した当初に感じる違和感は忘れてしまうと、思考力を奪われてしまっているという証拠です。注意!
- 全体の朝礼
全体の朝礼も意図が明確な朝礼は良いと思うのですが、みんなで集まってやる気を高めるためになっているのであれば、それぐらい個人に任せてあげてほしいですね。
未だに朝礼を行ってる会社は多いでしょう。私の働いていた一社目の会社では、毎朝、朝礼が行われていました。
8時50分になるとその日の朝礼係さんが「朝礼始めます」 とオフィス中に 呼びかけます。そうすると全社員が立ち上がり、朝礼に応じます。
ここまではおそらく普通です。やっている会社も多いでしょう。しかし何のためにやってるのか、社員全員が分かっていなければその朝礼はなくすることができるはずです。
これは私が働いていた一社目のケースです。 一社目だったのでおかしさを感じませんでしたが、めちゃくちゃ無駄な時間だと思います。
- 研修で感謝の強要
私の経験ですが、入社時に研修に出席し、研修の運営者である方が司会をし、研修の開始時に研修の決まりごとを説明してくれました。
「研修は一週間行います、開始時と終わりの時に、お願いします、ありがとうございましたと言ってください」
研修講師に感謝の意を表すのは素晴らしいこと。しかしお願いされるものではない笑
これも、軽いですがおかしい認定でしょう。
- ゴルフの強要
ゴルフが仕事として成り立ってる会社未だにありますよね。 私が働いていた会社のゴルフは仕事としてみなされていました。
経営層が平日にゴルフをしに海外に行くこともしょっちゅうでした。その結果、会社全体で 遠方への出張やゴルフは野放し状態に。もちろん休日もです。
この問題はなかなか難しくて、実際に遊びが「コネクション」を強化するツールとして機能しているので、業界全体として成り立っているわけです。
働く側としてこれはハッピーに感じるのであれば幸せでしょう。これは会社というよりも業界全体としておかしいと言わざるを得ないでしょう。
変化が少なく安定した業界や会社は、取引先との人間関係作りにどうしても力が向きがちです。接待やゴルフはその典型でしょう。
私は営業職じゃないので、 一切ゴルフはしませんでした。かわいそうなのは新入社員で、 入社したらゴルフもオススメされます。 新入社員はおしなべてゴルフを始めます。辞めたいと思う人もいるでしょう。
- 接待
おかしいビジネス慣習の一つに接待があります。これは日本の文化と言ってもいいのではないでしょうか。
定時以降に取引先の人とお酒を飲むことが良いことで、社内でも推奨されている文化がある会社があります。
そのような文化がない会社で働いている方はびっくりするでしょうか、実際に一次会は経費として認められるケースも。
場合によっては2次会も認められることもあります。どんな店にいってるか、領収書を見たら分かるのですが、明らかに夜の店にいっているケースも。
私ならすぐ辞めたいと思います。
- 年賀状の慣習
会社内で年賀状がやり取りされてる会社は未だに多いでしょう。しかし会社内のコミュニケーションに力を抜かない会社はおかしい。
(年賀状のやり取りを)やめたいと思っても一人だけやめると白い目で見られるので、やめられない。
どう考えても、年賀状の意味を見出すことができない私がおかしいのでしょうか。
- 特定の人の過剰な長時間労働
ありがちな例に中間管理職の社員が休日労働をしていること。これはおかしいです。
中間管理職になる方は、40代の方も多いのではないでしょうか。ギリギリ、がむしゃらに働くことが美徳である価値観を持たれてる方も多いです。私の会社では課長クラスは毎日曜日に出社し、 夜遅くまで働いているケースをよく目にしました。俺が仕事が遅いから、 とよく言ってましたが、絶対おかしい。
そんな状況を改善しなければならないのはさらに上のポストの方です。最終的には経営者です。放置をしているということがおかしいと思います。
- 社内のやりとりがメール
コミュニケーションツールとして、 LINE WORKS や、チャットワークは非常に優秀です。ものすごくコミュニケーションスピードが速い。余計なことも書かなくて良い。
私はメールに時間をかけるのがものすごく嫌なので、つい手を抜いてしまうことがあります。
私ができていない部分でもありますが、上司からメールの文面に注意を受けたことがあります。会社を辞めたいと思った瞬間です。
社内のやりとりに、「○○課長様」など役職名をわざわざつけ、文末に署名までする
慣習が未だに残っているのであれば、経営感覚としても、マネジメント感覚としてもおかしいでしょう。
経営者の人柄が文化になる
経営者が60代以上の会社は未だに多いでしょう。 日本の経営者で最も多い年齢層は65歳から 69歳。 つまり高齢者です。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_6_1_2.html
上に挙げた、 会社の「おかしい」は経営者の感覚によるところがかなり大きいと思います。
日本の企業文化はメンバーシップ型と 呼ばれる、雇用環境からの影響も大きいでしょう。一口で言うと、メンバーシップ型とは人に仕事をあてがうスタイル。これに対して説明されるのがジョブ型。 仕事に人をあてがうスタイル。
新卒一括採用で終身雇用制で人を雇い、やめたら新卒で補充する。つまり、 長期で人を雇って少しずつ階段を上っていくスタイルが 日本型雇用です。そうすると会社の中で村社会 が出来上がっていくわけです。
トップの考え方が多少おかしくても、トップに逆らうとそれは死を意味しますので、おかしい文化でも変わることがないというからくりになっております。
まとめると
会社が行う、「おかしい」に慣れてしまうと、あなたは思考停止状態になります。ちなみに私は人事異動を断ると解雇になりました。めちゃくちゃおかしくないですか。
会社は今までのルールを守るために社員を切り捨てるという選択をしたわけです。
会社=経営者です。経営者が頭が古いと、マジで?と思うような出来事は普通に起こります。
やめたいと思った時が辞め時です。
辞めたいと思ったら準備しましょう
あなたが会社を辞めたいと思ったら、躊躇なく行動するのが良いと思います。不満を抱えて長いこと働くのは、 あまりにもコストパフォーマンスが良くないでしょう。
我慢を重ねると人間性がねじ曲がる。
日本の雇用慣行では、社員は会社に最適化を求められるので、 その会社でしか通用しないスキルを求められることも多いでしょう。私の仕事で言えば、 総務や庶務の仕事はまさにそうです。
会議室の鍵を開けたり、会社のシャッターを開けたり、電球を変えたり、 こういう仕事は必要ですが 覚えてもあなたの役には立ちません。社員の役には立ちます。
そういう仕事ばかりしていると会社を出るのがものすごく怖くなります。他の会社に行って通用しないことが分かるからです。
辞めたいと思ったら止められるような準備をしましょう。あなたのスキルを伸ばしていく準備です。
まとめると
会社が行う、「おかしい」に慣れてしまうと、あなたは思考停止状態になります。ちなみに私は人事異動を断ると解雇になりました。めちゃくちゃおかしくないですか。
会社は今までのルールを守るために社員を切り捨てるという選択をしたわけです。
会社=経営者です。経営者が頭が古いと、マジで?と思うような出来事は普通に起こります。やめたいと思った時が辞め時です。
ではまた、次回お楽しみに。