年金

年金手帳の再発行の料金、方法は電子申請と市役所、郵送申請、どれがいい?届くまでの期間は1ヶ月!?

年金手帳をなくしてしまった!どうしよう・・そんなあなた、再発行は出来ます!

市役所での手続きや電子申請、郵送申請でも可能なんです。ここでは料金とそれぞれの良し悪し、また郵送に必要な期間についてもについて解説します。一緒に見ていきましょう。

年金手帳の再発行は可能か?

「年金手帳不を紛失した!!」という悩み、ありますよね。再発行は可能です。出来るなら即日ほしいですね。即日発行が可能か、については別の記事にかきましたので、合わせてご覧ください。

年金手帳を紛失する方は多く、あとを絶たないようです。しかし、紛失した後の解決手段についてはあまり詳しく周知されているわけではないようですので、改て調べてまとめてみました。

申請方法

あなたの被保険者の種類によって、申請場所が異なります。

  • 第一号被保険者:市区役所や町村役場
  • 第二号被保険者:勤務先の会社
  • 第三号被保険者:配偶者の会社
  • 厚生年金保険の第四種被保険者:年金事務所

被保険者の種類については以下のようになっています。

第1号被保険者

自営業者・農業者や学生、失業中の人

第2号被保険者

会社員や公務員は第2号被保険者(厚生年金保険加入者及び共済組合の加入者)

第3号被保険者

第2号に扶養される妻や夫

申請方法には3種類有ります。

  • 電子申請
  • 窓口で手続き
  • 郵送

参照:http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20150326.html

以下、順に見ていく前に、料金はいくらかかるのか?気になりますね。こちらに触れておきましょう。

再発行の料金は?

ゼロ円です。0円。意外なことに、再発行にはお金がかからないのです。ありがたいですね。では、再発行の方法について順に見ていきます。

電子申請で年金手帳を再発行を行う場合

電子申請とは?

インターネットを通じて再発行を行う方法です。総務省が運営するe-Gov(イーガブ)は、各省庁関連の事務手続きを行うことができます。

電子申請に必要なものは?

電子証明書が必要です。電子証明書とは印鑑証明に相当するものです。
これはインターネットの世界で、印鑑が間違いなく本人のものであるかを確かめ、持ち主の情報を正しく証明するものです。

出典:e-govには、以下の様に記載があります。

署名が必要な手続のため、電子証明書が必要です。
詳細は「各府省からのご案内」の厚生労働省からのお知らせをご覧ください。

なお、電子証明書取得の手順についてはこちら。法務省:「電子証明書取得のご案内」 電子申請は、ここに手間が掛かりそうですね。

 

電子申請で再発行を行う方法

さて、電子証明書を取得したら、まず、e-Gov(イーガブ)にアクセスします。画面中段のあたりに以下の3つのボタンが並んでいます。

引用:http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAMSTDETAIL&id=4950000005728&fromGTAEGOVMSTDETAIL=true
  • 年金手帳再交付申請書
  • 申請者が作成した任意の添付書類
  • 電子申請

こちらを順にクリックして進めていきます。

ボタンを押しても反応しない?

私も行ってみましたが、ボタンを押しても、画面が再読込されるだけで、「あれ?」となりました。

これはブラウザの設定で「ポップアップをブロック」する設定になっている場合にこうなります。

あきらめてしまう前にポップアップブロック解除を行いましょう。この操作はあなたが使っているブラウザにより、方法が違います。

chromeの場合

https://support.wix.com/ja/article/google-chrome-ポップアップの解除

firefoxの場合

https://support.wix.com/ja/article/mozilla-firefox-ポップアップブロックの解除

IEの場合

https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=014194

解除の設定はやってみると簡単なのですが、「?」が沢山つく人の場合は、諦めて市役所での申請や郵送申請を考えたほうが早くてストレスが少ないかもしれません。

他にも電子申請に必要なものがある

電子申請を行うには、上にあげた、電子証明書と、ポップアップブロックの解除の他には以下のような条件があります

  • OSがウィンドウズ7以上
  • ジャヴァをインストールしている

など色々と超えないと行けないハードルが有ります。これは・・・パソコンを普段あまり触らない人には少々困難かもしれませんね。

ではつぎに市役所での申請について解説したいと思います。

市役所で年金手帳を再発行を行う場合

第一号被保険者の方は市役所で再発行が可能です。手続きは以下の手順で行います。

  1. 市に再交付申請書を提出
  2. 年金保険事務所が交付

再交付申請書は日本年金機構のHPからダウンロードしてプリントアウトしましょう。簡単ですね。

役所で再発行する場合に必要な期間

上の流れでみたように、結局、年金事務所での再交付となるため、期間がかかります。数週間から1ヶ月程度で届きます。

引用:http://www.city.tama.lg.jp/0000002980.html

第一号被保険者は役所で手続きを、と謳っていますが、急ぐ場合は年金事務所で手続き可能です。というよりも、役所で手続きをするメリットがあまりないような気もします。

なぜならば、役所で行う手続きが、年金事務所で行う手続きに比べ、時間的ロスにしかみえないからです・・どうなんでしょうね・・

市役所での手続きに必要なもの

市役所での再交付手続きには以下のものが必要です。

  • 印鑑(認印可)
  • 本人確認書類

代理人が申請する場合は以下のものが必要です。

  • 印鑑
  • 委任状
  • 代理人の本人確認書類

これで市役所での申請は完了です。手続きは難しくありませんね。

郵送申請で年金手帳を再発行を行う場合

郵送申請での再発行は以下の手続きで行います。

1 年金機構のHPから年金手帳再交付申請書をダウンロードする
2 年金事務所に郵送する

簡単ですね。

郵送申請での再発行に必要な期間は

再発行に要する期間は約1週間程度で手元にとどきます。この方法が一番シンプルでストレスが少ないかもしれません。

年金手帳再発行の方法まとめ

年金手帳の再発行について見てきました。再発行の料金は意外にもゼロ円で、3種類の方法が有ります。

  • 電子申請
  • 市役所など、役所や、年金事務所での窓口申請
  • 郵送申請

それぞれ、あなたの被保険者の種類によって、申請場所が異なりますが、結局どれが良いのでしょうか。

年金事務所への郵送が最もストレスが少ないような・・あるいは、年金事務所に直接行くと誰でも即日発行が可能です。

電子申請は正直あまり、オススメできません。私もやってみましたが、「ポップアップのブロック解除」設定の段階で嫌気が指しました。

また、期間については、それぞれの方法で開きが有ります。急ぐ場合は年金事務所への郵送が手軽でよいかもしれませんね。

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