会社やめたい

精神的苦痛がひどすぎで、会社を訴える!デメリットも理解して行動に

会社で受ける精神的苦痛は、場合によっては自殺を考える人もいるぐらい深刻な問題ですよね。筆者も、長年の会社員生活の中で何度となく追い込まれたことがあります。会社を訴える ことも考えました。当然デメリットもあるので、 一緒に勉強していきましょう。

会社で感じる精神的苦痛とは

あなたがどのような仕事をしてるのか、 訴えるぐらいの精神的苦痛ということは人間関係のトラブルであることが推測できます。
会社は複数の人が集まるので、 当然そこではドラマが起きるでしょう。働いているのは感情動物である人なので、感情のぶつかり合いは当然おきます。

精神的苦痛っていろんなパターンがあると思うんですよね。筆者の経験からいうと、こんなことが?ということも感じ方は様々です。

例えば、私が苦痛に感じることをあげてみます。

  • 人の話し声
  • 人の笑い声
  • 前例踏襲的な判断

私の場合は聴覚的にストレスを感じることが結構多いですね。人間関係で受ける精神的な苦痛ももちろんありますが、些細な音から受けるストレスもバカにできません。

客観的に判断できるよう記録をとることが大事

記録の力って結構凄いですよ。精神的な苦痛で会社を訴えることを考えてるぐらいのあなたなら、 すでにメモを取ってるかもしれません。

このメモの力は、客観的な事実としての機能もさることながら、もう一つの側面もあるので今回の記事ではそちらのことにも触れていきたいと思います。

アンガーログという言葉を聞いたことがありますか ?
怒りを記録するということです。アナログの 方法については細かく説明することはここでは致しません。

私の経験をお話すると、私が会社で精神的な苦痛を受けたり、怒りを感じたりした時に行った方法を書いてみたいと思います。最も簡単な方法は記録です。

日時と出来事を客観的に書くのです。会社を訴えるぐらいの、 気持ちになっているのであれば、 記録は必要です。会社を訴える場合は一人では戦えませんから、弁護士の力を借りることになるでしょう。

その際にも、 客観的な事実がどうであったか、が大変重要。客観的な事実なくしては、会社を訴えることは困難でしょう。

その前に、 あなたのメンタルをケアする最も簡単な方法が記録なのです。精神的苦痛や、感じた怒りをメモすることで、 精神的苦痛や怒りが緩和される効果は大きいです。
もっと効果を期待するならば、 他人に話すことも効果が大きいでしょう。

訴えることを真剣に考えた経験を話します

私は2020年6月末で、会社を解雇されました。解雇されるまでの経緯はこちらの記事に書きましたのでぜひご覧ください。

私が解雇されるまでの経緯をまとめるとまとめると以下

  1. 総合職として転勤を前提として入社(2017年)
  2. 大阪から東京に異動の内示を受けた(2020年 2月末)
  3. 家庭の事情を理由に異動を断った(2020年 2月末)
  4. 話し合いの末、6月末まで時間を頂いた
  5. 突然社内掲示板に移動の事例を発表された(2020年 5月末)
  6. 処分を覚悟していることを伝えつつ、再度、異動を断った(2020年 5月末)
  7. 結果6月末で 解雇 言い渡された(結果としては7月末まで待ってくれた)

会社のやり方には、はっきり言って怒り心頭ですが、記録のおかげで冷静に行動することができたと思っています。これに対して私 以下の行動をとりました。

  • 弁護士に相談した
  • 労働基準監督署に相談した
  • 労働局に相談をした
  • 無料法律相談「法テラス」を利用した
  • 知り合いの社会保険労務士に相談をした

多方面に相談をしてみた結果、会社の就業規則がどうなっているのかによって、解雇ができるかどうかは決まる。ことがわかりました。

ちなみに私の会社の就業規則では解雇まではできない。と読み取れました。複数の弁護士に相談をした結果です。

労務に詳しい同僚に相談をしてみても、 やはり会社の判断には疑問を感じるし、争えば勝てるだろうと言ってくれました。結構悩みましたが、結果的に私の下した判断は争わずに円満に退職しようということになりました。

解雇というのは、会社都合退職です。 会社都合退職は、一身上の都合による退職と違って、雇用保険の受給の上で多少の有利が発生しますので、ある意味ありがたい部分もなくはないわけです。

記録の話ですが、私の行った記録とは、 簡単なものです。
日時と事実だけを書いていた Excel ファイルをつけていたので、弁護士さんとのお話の中でも客観的な事実として、具体的なアドバイスをいただくことができました。

デメリットはなんといってもコスト

会社を訴えるならば、コストがデメリットになることは明白です。 組織と個人が戦うと、 コストで勝つのは組織です。弁護士を立てて争って残るのは何だろう、と考えたら私の場合、「すっきりした気持ち」でした。

「すっきりした気持ち」 のために、何十万円も支払うのかということを考えた時にそれ以上そこに労力をかけることにメリットを感じませんでした。

それよりも、 新しい生き方を全力で模索していくことにコミットする方が何百倍も価値をもだろうと思いました。

最後に

精神的苦痛がひどすぎで、会社を訴える!というぐらいの気持ちになっているのであれば、 まずはメモを取ることを強くお勧めします。

感情に基づいた行動は、あまり良い結果を生まないかもしれません。怒りを鎮め、 コントロールするには意外なくらい大きな力を発揮するのが メモです。

会社を訴えるなら、なんといってもコストがかかることをデメリットとしても理解しておきましょう。

私の経験上、会社は人が運営している以上、よく間違えるということです。特に中小企業では信じられないようなことがあります。

私の知り合いの社長さんから、社員が就業中にお酒を飲んでいることが日常的に行われている会社があるということも聞いたことがあります。令和のこの時代にですよ。

日本には421万社の企業があるのです。 421万人の人が運営しているので、労働者に不適切な事例があってもおかしくはないでしょう。

私は、入った会社が悪かった、むしろ独立の背中を押してくれた良い会社だと捉えています。ではまた次回を楽しみに。

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