うつ病から自力で学生生活を取り戻すがんばらない治し方この4つ!

大変な受験をくぐりぬけて新しい環境に飛び込んだはいいけれど。。。なんだか憂鬱な気分が続いてぜんぜん楽しめないし苦しい。

充実した学生生活だったはずなのに、部活にバイト、課題に追われているうちに、眠れなくなって食べるのもおっくうで、何もかもが面倒でもう消えてしまいたい。

「そんな大げさな」と思うかも知れませんが、結構あることなんです。平成26年10月時点のデータでは15歳から24歳のうつ病・躁うつ病を含む気分障害の患者は3万7千人にもなります。

出典:http://www.zeneiren.or.jp/cgi-bin/pdfdata/20110316201549.pdf

しかし、これは病院に行って診断がついた人の数なので、実際はこれより多くの学生がうつ症状で苦しんでいることは想像に難くないでしょう。

ここではうつ病と診断された、診断はされていないけどうつ症状に悩まされているという学生さんのための自力でできる治し方を4つご紹介します。

ライター:中野

憂鬱な気分が続いたら

治し方の前に、まず必要なのは「誰かの手」です。辛い状態が2週間以上続いているのなら、その辛さを誰かに伝えましょう。

自分で原因や治し方を調べても、自己判断で決めつけてはいけません。決断力や判断力がガクンと落ちている状態です。まず「こんな風に辛いんだ」ということを伝えて、自分の状態がうつ病なのか、他の精神疾患なのか、はたまた体の病気から来る症状なのかを知ることが必要です。

家族や友達に「私も眠れなくて病院で薬もらってるからあげるよ」などと言われても、もらって飲んだりはしては絶対にいけません。

病院の精神科や心療内科、学校の養護教諭や学生向けのカウンセラー、地域の保健所、電話相談窓口など伝える先はいろいろあります。自分にとってハードルが一番低いところでいいのでまずは相談しましょう。

無料相談窓口紹介のページを載せておきますね。

うつ病サプリは、躁うつ病や非定型うつ等の様々なうつ病の症状や治療法、周囲の人の接し方などが学べる総合情報サイトです。こちらのページでは自分で簡単にすぐできるうつ病診断チェック方法をご紹介しております。

自力でできることも結構ある

同じうつ病と言っても症状や状態には幅があります。普段は自分でコントロールして、辛いときだけ助けてもらいながら学生生活を続けている方もいれば、死にたい気持ちが強かったり、食事が取れず衰弱しているなどで症状が重く入院が必要な方もいます。

入院が必要な方には難しいかも知れませんが、自力でできることもあります。病院の治療と平行しながらでも自力でできる治し方をご紹介します。

少し調べたらよく出てくる治し方とかぶる内容もありますが、キーワードはちゃんとやろうとしないこと。がんばらなければいけないことはありません。

1)リセットポイントを使ってちょいと逃げる

辛い生活の中で、フッと緊張が解けたり、頭を空っぽに出来る瞬間があったらその状況をなんとなく覚えておきましょう。ふとんにもぐってる時、トイレの時、音楽、匂い、風景、好きなマンガ、なんでもいいんです。そんな場所や風景、匂いをリセットポイントとしていくつか持っておくと、辛い時の手助けになります。

「はぁ辛い」という時にリセットポイントにちょいと逃げ込んで深呼吸をします。こころがホッとして辛さが少しリセットされる感じがしたら、戻りましょう。はじめはうまくいかないこともあると思いますが、やっていくうちに使えるリセットポイントが絞られてくると思います。

辛い時にちょいと逃げ込める先があると、自力で辛さをコントロールするのに役立ちます。

2)なんとなく安定した生活リズム

うつ病の治し方として多く使われるのが生活リズムの改善です。
うつ病になると朝の時間帯が辛く、夜になるにつれて楽になってくるというパターンが多く、生活のリズムが狂いがちです。

学生の場合、自力で起きることができず、午前中の授業に出席することが難しい場合もあります。勉強のためにもですが、うつ病の改善にも安定した生活リズムは大切です。

ここでおすすめするのは朝のお散歩です。朝の空気の中に出ることで体内時計が調整され、歩くことで体の血流が良くなり、自律神経も整いやすくなります。

まずは一番辛い時間帯である「朝」という部分は置いておきましょう。「布団から出られたら、窓を開ける」からはじめます。昼でも夜でもいいので、起きたらとりあえず窓を開けて外を見る。それがなんとなく習慣になってきたら窓を開けた流れで軽いストレッチなど、ちょっと体を動かす。

それがなんとなく習慣になってきたら。。。という風に散歩に出られる方向に向かいます。習慣がついてきたら、起きる時間を早くしていきましょう。30分から1時間くらいずつ、これも習慣がついた段階で起きる時間を少しずつ早くして行きます。

やり忘れたり、出来なかったりしても「今日はそんな日」ということでスルーしましょう。
「起きたら散歩に行く」という1つのポイントを置いて生活することで、そこを軸にじわじわとリズムが生まれてきます。そのリズムに合わせてゆっくりと生活を整えます。

3)なんとなく体に良さそうな食事

学生の場合は、自力で食事が準備できなければ家族が作っていることもあると思いますが、出来れば自分でもスーパーに行くことをおすすめします。

うつ病の治し方を調べると摂取すると良いとされる栄養素が出てきますが、それは一旦置いておきましょう。

スーパーで気になったり、体に良さそうだなと思った食材を買って食事に取り入れます。家族が準備をしている場合は、食材に入れてもらってください。

自分で気になったものは、自然と必要としているものと重なることが多いので、まずは気になった食材を食事に取り入れ見てください。なんとなく気になるなと思うものを自分で選らんで食べることで食に対する意識が変わり、食事内容が整っていきます。

4)なんとなく気持ちが落ち着く考え方

うつ病になるとどうしようもない憂鬱や落ち込み、悲しさ、無力感などに襲われて、嬉しさや楽しさも分からなくなってオロオロしてしまう方も少なくありません。
理由の分からない気持ちや考えが浮かんで、処理できないままにたまっていくという感じでしょうか。

気持ちや考えに理由をつけないこと、出来ないことに執着しないことが大切です。悲しいのなら「あぁ今悲しいんだな」という事実だけがそこにあります。そこに理由を見つけようとしても難しいでしょう。

そしてこんなに悲しいなんてダメだと思うこともありません。悲しいのはダメではないからです。学生だと良くある、勉強に集中できないのも、授業に出られないのもダメではありません。

  • 悲しい気持ちになった
  • 15分勉強した
  • 午前中の授業を受けてない

これらの内容に良いも悪いもありません。そこにあることだけに目を向けて、良い悪いの基準を入れないことで辛い気持ちが少し落ち着きます。

辛くなってしまった時に、辛さの中にある事実を探して、少し目を向けてみてください。

まとめ

  • うつ病やうつ症状に悩んでいる学生は多い
  • まずは相談から!その憂鬱がどこから来ているのかを知る
  • 自力でもできるうつ病改善のヒント

うつ病は心の病気である、いや脳の病気である。。。色々な研究、考えがありますが、うつ病の原因は科学的に証明はされていない状況です。そして、治し方も色々とあり、「いつ治ったか」も曖昧な病気でもあります。

うつを経験した方の中で、「病気になる前と同じじゃないから治っていない」とおっしゃる方がいます。しかし、昨日の自分と今の自分が同じではないように、病気になる前と今とでは同じ自分でないのです。

うつ病が治ったからといって悲しいことも憂鬱なこともなくなる事はないでしょう。インフルエンザが治ると知らないうちにそのウィルスに耐性ができているように、うつ病を経て知らないうちに何かを得た自分になっているのだと思います。

以上、うつ病から自力で学生生活を取り戻すがんばらない治し方4選でした。

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