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今日のテーマ目標
今日の BGM 90年代特集ということで2曲お届けしたいと思います。
Bizarre Inc.: I’m gonna get you
ちなみにハードライブは Masters at work、ルイベガのユニット。バーバラタッカーをフィーチャーして、大ヒットした曲がこの DEEP INSIDE。誰もが一度はクラブで耳にしたことがあるはず。
目標が今日のテーマです
さて、今日は目標についてお話をしたいと思います。あなたは目標は好きですか。
目標って義務に感じる人多いんですけどうまいこと使うとモチベーションにつながる、そんなお話をしますね。会社、 部門、チームの見通しが良いと、モチベーションが上がるというお話があります。あなたは聞いたことはおありでしょうか。
東京大学の、 高橋伸夫先生という方が、 一万人を超えるビジネスパーソンに、統計を取って調べた結果、将来の見通しが 良いほど仕事のモチベーション上がるんだそうです。
例えば目標と聞いて、 義務感を感じるならば先の見通しが立ってないのではないでしょうか。
しかし、川端康成じゃないですけれども、トンネルを抜けるとそこは雪国だった!例えがあんまり分かりにくいか、 このトンネルを抜けるとそこは雪国なんだろうなっていうことが分かっていると、どんどん行きますよね。
でもこのトンネルを抜けても何があるかわからない。見通しが全くつかない状態だと、 モチベーションが続かないと思うんです。
イチロー選手の作文
例えばイチロー選手が小学校6年生の時に書いた作文にはこう書いてありました。
僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。 僕は三才の時から練習を始めています。 三才から七才では半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは三百六十五日中三百六十日は激しい練習をやっています。
と作文はまだ続きますが随分先の見通しまで立ててるんですよね。 ここでポイントなのは、 この目標に熱量を感じるということですね。目標がタスク化していないということです。
今日これとこれとこれをやって、 TODOリストが、小学校6年生のイチロー選手にとっては未来につながる大切な道しるべになってると思います。
じゃあ、なぜ小学校6年生のイチロー が、10年以上先のことについて熱くなれるのでしょうか。イチローの頭の中には目的と目標と中間目標が細かく設定されていたんだと思います。
目的は目標を達成すると得られる物。 なぜ、それをやるのかを明確に言葉にしたもの。イチロー選手の場合はなぜ360日の激しい練習をするのか。 一流のプロ野球選手になるため。これが目標ですよね。
しばしば目標と目的が混同されるんですが、 目標が達成されると目的も同時に達成されることがあるからですよね。目標が目的化してしまうのはこの辺りです。
この辺りが説明が難しく理解していただきにくいところなので、少し噛み砕いて 説明しますね。
目標と目的の混同ということですが、本来は目的を達成するための目印が目標なわけです。
企業の例で言えば
人事考課を例にとります。
目的:
社員のモチベーションを上げ、会社の業績を上げ、社員が長く働いてモチベーションを高くキープできること
目標:
そのために人事考課制度を導入する
人事考課を導入しても、なかなか会社の業績が上がりません。 社員に聞いても人事考課制度についていい顔する社員は全くいません。
毎年の儀式のようになっていますよね。 というのが一般的な会社ではよく聞くことですよね。考課制度の運用自体が目的化しちゃってるわけですね。
本来の目的や社員のモチベーションを上げて会社の業績を上げて社員にながく働いてもらいたいと言う事でした。
しかし目的がいつしか忘れ去られて、手段をうまく回していくことだけにフォーカスされているということですね。
目標というのは目的を達成するための目印なので、目印を達成すると目的が達成されるわけです。
それはあくまでも仮説であって、 目印が間違っていたのであれば見直す必要があるわけですね。今、人次考課制度の話を例にとってお話をしましたが、 人事考課制度は導入と運用がものすごく大変なので、 箕面市をかけること自体が大事なんですね。
今日のテーマで言いたかったのは、目的を忘れないでおこうね、ということです。
なんでこれやってるのこれは成し遂げると何かいいことがあるんだということなんです。
私の場合
音楽は音楽を作りたいという根源的な欲求が満たされると、 喜びにつながるから。そういうことです。
コーチングのスケールアップとしては。 コーチングは目標達成をするためのコミュニケーション技法、 この技法を使って人に関わることが楽しいからです。なぜならば何かを目指してる人は輝いているから。 輝いている人に関わるのは単純に楽しいのです。
その先に何があるのかというと特にないのかもしれません。紙には一応書いてるんです。人を応援したいって書いてるんですね。でも人を応援するのはなぜかと自分に問うてみると、チャレンジしてる人は輝いてるからだと思います。
本日はそんな話でした以上です。ではまた。